1998年12月
「time will tell」/宇多田ヒカル
リズム&ブルースのセンスと表現力にあふれる、ニューヨーク生まれの15才。小さい頃から本場のミュージック・シーンに触れ、育まれた感性をそのままドロップしたこのデビューシングルに、早くも各方面から注目があつまっている。
「What You Give」/ New Radicals
ミシガン出身、27才のマルチ・インストルメンタリスト&ソングライター、グレッグ・アレキサンダー率いる「ニュー・ラディカルズ」。9月末から全米のラジオ局でオンエアされ始め、ブレイク寸前。オルタナティブ風味のポップ&ロック・バンドとして注目を集めている。
1998年11月
「天才ヴァガボンド」/COIL
自宅録音を中心に活動してきたユニット、COILのデビュー曲。既に森高千里のアルバムに曲を提供するなど、デビュー前から話題になっていた。ビートルズらの影響を受け書き下ろされたこの曲は、懐かしさと新しさを併せ持つ、センスの良さがキラリと光るナンバー。
「I Know How 2 Love U」/ ナディラ
元アレステッド・ディベロップメントの"スピーチ"がプロデュースした実力派女性シンガー、ナディラのデビュー・シングル。ソウル、ハウス、ドラムン・ベースなど、多彩な音楽をミックスしたうえに、POPなスパイスをふりかけた、魅力的な楽曲が心地良い。
1998年10月
「DAY AND NIGHT」/ROCKY CHACK
今年6月デビューを果たした「平成のキング・オブ・ソフトロック」ことロッキーチャックのセカンド・マキシ・シングルからのタイトル曲。70年代洋楽フレイバーあふれるサウンドと、山下太郎のハートウォーミングなヴォーカルが圧倒的な個性を感じさせる。メンバーの、ほのぼのとした飾らないパーソナリティとうらはらに、21世紀の日本POPSを支える大器登場の予感!
「Be Alone No More」/ ANOTHER LEVEL
UKから突如現れた新人アナザー・レヴェルは、最先端のカット目当てにバーバーショップで出会った4人の若者により結成された。ヒップホップ好きな若者が口ずさんで出来た曲のデモテープを、ラッパーのJAY-Zへ送ったことがきっかけとなりデビュー。このデビューシングルは、微妙なハーモニーと心地よいメロディで深まりゆく秋を彩る。
1998年9月
「Release Myself」/大橋りえ
記念すべき移籍第1弾シングルは、E.L.T.五十嵐充をプロデューサーに迎え、カントリー・フレーバーあふれる、田舎の懐かしい雰囲気のカラッとしたサウンド・エッセンスを取り入れた、この秋ぴったりの曲。
「Hey Now Now」/ SWIRL 360
ケニーとデニスの双子のスコット兄弟ユニットは、フロリダ出身の28才。10年以上のキャリアを持つ彼らのデビュー曲は、素晴しいハーモニーとメロディがぎっしり詰まった60'sから70'sを彷彿とさせる仕上がりになっている。
1998年8月
「あした」/aiko
「COUTDOWN KANSAI TOP 40」のDJとしてもおなじみ、大阪在住のシンガーソングライター「aiko」のメジャーデビューシングル。キュートなルックスからはとても想像できない本格派の歌唱力。SMAPなどのヒットメーカー小森田実が手がけたキャッチーなメロディが絶妙に絡み合い、ニュースター誕生を予感させる。
「Can't Take My Eyes Off Of You」/ Lauryn Hill
アルバム「The Score」が全世界で1,700万枚のヒットを記録したフージーズの紅一点、ローリン・ヒル。彼女のソロ・デビュー作「Miseducation」のリード・トラック「Can't Take My Eyes Off Of You」は、60年代のフランキー・ヴァリ、そして80年代のボーイズタウン・ギャングが大ヒットさせた曲のカバーで、早くも全米オンエア・チャート上昇中。
1998年7月
「火の鳥」/FANATIC◇CRISIS
昨年8月にデビューして以来、快進撃を続けるFANATIC◇CRISISのニューシングルが早くもリリース。ヴォーカルの石月努を中心に作り上げられたスピード感あふれるこの楽曲を聞いて頂ければ今の彼らの勢いを感じることができるはずです。
「All Fall Down」/ Midget
94年、UKで結成されたギター、ベース、ドラムスのスリー・ピース・バンド。97年1月デビューするや有力なプレスがこぞって紹介、今最も勢いのあるグループの一つで、7月末には早くも来日、ライヴも予定されている。
1998年6月
「DRIVE」/スーパーカー
昨年デビューした、青森県出身の4人組。シンプルでわかりやすいギター・サウンドが持ち味で、この曲は第4弾シングル。「スーパーカーを結成して一番初めにできた曲です。そんなせいもあって、メンバーみんなに色んな思い出がつまった1曲です。悩んでみたくなる前に、この曲を聴いてみてください。」とは、ギター担当、JUNJIの言葉。
「The Cup Of Life」/Ricky Martin
アイドル・グループ「メヌード」の元メンバー、という経歴が不必要なほど、アメリカ・ヒスパニック界のスーパースターに成長したリッキー・マーティン。前作の「マリア」はCFに使われ、スマッシュヒットを記録したが、このナンバーはいよいよ開幕する、サッカー・ワールドカップの公式テーマ・ソング。情熱的かつド派手に大会を盛り上げること間違いなし
1998年5月
「I WANNA HOLD YOU」/THE COOL CHIC CHILD
'98年最も飛躍が期待される"CCC"の約7カ月振り、5枚目のニューシングル。
「Sentimental Fool」/ Color Blind
デンマークから、昨年10月にデビュー。女性ボーカル、アニタを中心とした5人組。口ずさみ易いメロディアスなサビが印象的。
1998年4月
「ホップ ステップ ヤング」/フラワーカンパニーズ
デビュー以来の爆発ライブで人気急上昇中。「フラカン」待望のニューシングルは、'98年ブレイク必至。
「Nothing」/ Jaguar
'96年結成されたUKロック・バンド。ヘヴィーなギターとキャッチーなメロディが新たな可能性を感じさせる。
1998年3月
「長い間」/Kiroro
沖縄を拠点に活動する、女性ポップデュオのデビューシングル。この曲が昨年インディーズながらすでに沖縄で大ヒットしており、その評判が本土に飛火してのメジャーデビューとなった。98年を代表する名曲との呼び声も高い。
「Picture Of You」/ Boyzone
話題の映画「ビーン」の主題曲。ダブリン出身の5人組ボーカルグループで、本国アイルランド、UKでは常にシングルをチャート・インさせるなど超売れっ子グループでもある。ローナン・キーティングの唄うこの曲で、ワールドヒットを狙う。
1998年2月
「ハーシー」/Fish & Chips
大阪出身のポップユニット。純な男の子の恋心を綴ったこの曲(アマチュア時代の代表曲でもある)でデビューする。94年Vo.「まる」とKey.の「真琴」が出会って結成。以来、その曲づくりには定評がある。これからの活躍に期待したい。
「First In Line」/ Maarja
バルト3国のひとつ、エストニアで生まれ育ったシンガーソングライター。96年、97年と連続でユーロヴィジョン・コンテストに入賞を果たし、欧州音楽業界の注目を集める。ナチュラルで透明感のある歌声は、16歳とは思えない魅力がいっぱいだ。
1998年1月
「崖っぷち」/COKEBERRY
1年半ぶりのセカンドアルバム「こころのうた」からの先行シングル。アルバム全体に流れる「うた」を大切にした曲づくりが集約されたナンバーで、Vo.ミーマの魅力が存分に発揮されている。98年、より一層の飛躍が期待されているグループ。
「I Won't Be There Anymore」/ pockets
デンマークから昨年4月デビューしたギター・ポップ・グループ。Vo&G.のトム・モーリスを中心とした彼らのサウンドは、ビートルズを彷佛させるメロディアスかつキャッチーなもの。ヨーロッパからブレイクの兆しを見せている。