今週のヒラマツ!
今日は3月11日。東日本大震災から6年が経ちました。
2011年の夏、神戸市須磨区のお花であるコスモスの種を
応援の気持ちをたくさん込めて東北で咲かせたい。
そんな気持ちから想いが咲かせる「花咲かすプロジェクト」を立ち上げました。
東北は宮城県亘理郡山元町に通うこと年に数回。
その山元町にある山下中学校で当時、校長先生だった“しゅうちゃん先生”のおかげで
街の方達をたくさんご紹介いただきました。
そんな“しゅうちゃん先生”がスタートさせた「黄色いハンカチプロジェクト」という
素晴らしい試みは、全国から黄色い布を集めて仮設住宅の専業主婦の方々が縫製して
ハンカチにして販売。
そのハンカチを買った全国の方がメッセージを書いてまた東北元気と勇気を
お送りし直すというもの。
ぜひ「1.17 KOBE MEETING」でコラボしたいとお願いしました。
もちろん、今年もまた皆さんに書いて貰ったハンカチをこの手で山元町に行ってきます。
何度も訪ねるうちに山元町の皆さんと親しくさせていただくようになり、
岩佐さんの「みんなの家」に泊まらせてもらったりご縁ができました。
山元夢ファームでコスモスの種まきをしてから歌を歌った後「お疲れ様!」と言って
畑で採れた苺で作っていただいた苺ジュースの美味しかったこと!!
それが今年の「KOBE MEETING」でのプチマルシェ展開へと繋がっていきました。
人の心って触れないし、見えないのに凄い力を持ってる。
音楽も言葉で言えない気持ちを伝えることができる。とても偉大だなと思っています。
辛かったこと、被災者の皆さんが忘れたいと思う気持ち、そしてしっかり被災者の皆さんを
支えて行きたいという気持ちがあって覚えていることも人間の能力。
そこに義務はなく、やりたいことをやればいいんじゃないでしょうか。

画像1: それぞれの場所でそれぞれの想いで迎える3.11

ヒラマツ応援団では、今週も日本藝術院賞を受賞され、日本藝術院会員と
日展副理事長を務められている書家の井茂圭洞先生にお話を伺いました。
かな書道をユネスコの無形文化遺産にしたいと活動をされているんですが、
このかな書道は音楽に通じる芸術のようだとお伝えすると、
かな書道の美しさを川の流れに例えて説明することがあると教えてくださいました。
例えば、川が流れている時に傾斜がキツいと急流に。川幅が広くなると淵になり緩やかに流れる。
また、断崖絶壁になると滝になる。
ですから、穏やかに流れている時は弦楽器の調子で岩の所を流れている時は
打楽器の調子になりかな書道を凍れる音楽と表現した学者さんもいらっしゃったとか。
特にかなの流麗美とは共通点があるように感じるとのことでした。
かなにしかない構成法に散らし書きというのがあるそうです。コチラ↓

画像2: それぞれの場所でそれぞれの想いで迎える3.11

書いていないところを美しく見せるのが散らし書きの醍醐味。
これを要白の美というそうです。余った白ではなく必要な白で「要白」。
かなの美しさはアンバランスの美で一つの紙面に強弱をつけることによって、
平面に書いた文字を立体的に見せたいと仰っていました。
書は感じるものなので抽象的な見方で作品を作っているそう。
感性をシャープに保つには?という質問に対しては、初めはそうでもなかったが
勉強するに従って考えが変わってきたとのことでした。
芸術全て真似ることから始まりますので、最初は先生に習って、そこから自分にあったものを
吸収して、いろんな物をブレンドして人とは違うものを作っていく。
まだ書けてはいないけど、自分が本当に作り出したものを書きたいと思っている。と
常に新しいオリジナリティを求められていらっしゃいました。
今後の展望は、日本の伝統文化であるかな文字を次の世代にそのままではなく
自分の考えを込めて、また次の世代の人がまた自分たちのかな書道を引き継いで
途切れないようにしたい。
それには教育が大切で、書写や書道の時間を充実させてほしいということでした。
そして、日本文化の普及に意義があったと知ってもらうためにも
ユネスコの無形文化遺産に「書き初め」を登録するのが願いだということでした。
3月20日まで大阪市立美術館で開催中の日展で井茂圭洞先生の書も展示されています。

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