まさに六角形の六角堂

今週はバレンタインにちなんで、”縁結び”のご利益があるスポットとして、
「六角堂」の名前で知られる「頂法寺」さんをご紹介しました。

頂法寺は、飛鳥時代、587年に聖徳太子が“念持仏”であった如意輪観音を
本尊とする御堂を建てたことがはじまりです。
聖徳太子に仕えていた小野妹子が、池のほとり(現在の池坊会館)に宿坊を構え、
毎日、本尊にお花を供えていたのがいけばなの始まりとされ、のちの華道池坊となりました。
頂法寺は、代々池坊の家元が住職を務めていて、いけばなはもちろん、
さまざまな技芸上達のご利益を求めて、全国から参拝に訪れる人がいます。

さて、”縁結び”のご利益ですが、境内には立派な六角柳があり、平安時代初期に、
嵯峨天皇の夢枕に六角堂の如意輪観音が現れ「六角堂の柳の下を見てみなさい」と
お告げを受け、実際に行ってみると、妃となる女性と出会ったという伝説があります。
柳の枝を2本寄せておみくじで結ぶと、縁結びのご利益があると言われていますよ。

頂法寺に隣接する「WEST18」(←西国第18番札所に由来しているそう)というビルの
展望エレベーターからは、本堂の特徴的な六角形の屋根(写真)を見ることができます。
京都の中心だったことを示す「へそ石」も、ぜひチェックしてみて下さいね。

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