画像: 第3番札所「風猛山 粉河寺」をご紹介しました

今週は、和歌山県紀の川市の「風猛山 粉河寺」をご紹介しました。
写真にもありますが、本堂は西国札所最大! 階段の両脇にあるのが、国の名勝に指定されている
枯山水庭園です。紀州の名石とサツキやソテツを組み合わせた豪快なお庭ですよね。

粉河寺は、奈良時代末770年に地元の猟師であった”大伴孔子古(おおとものくじこ)”が創建しました。
草庵を結んだけれど、仏様がない。そんなあるとき、童行者が現れ1週間閉じこもって千手観音を
刻んだそうです。粉河寺は鎌倉時代にたいへん栄えたそうですが、豊臣秀吉の紀州攻めにより、
伽藍のほとんどを焼失してしまったそう。現在のお堂は江戸時代に再建されたものです。

ご本尊とお前立ともに絶対秘仏なのだそうで、ご本尊は井戸の中に宙に浮いた状態なんだとか。
これは、何度も火災にあっていて、仏様を炎から守るためなんだとか。
本堂内陣には、二十八部衆像や風神・雷神像など、貴重な仏像がたくさん並んでいます。

現在、西国三十三所草創1300年記念の特別拝観として、薬師堂のご本尊がご開帳されています。
5月6日(日)まで。この期間限定の御朱印もあるそうなので、ぜひご参拝くださいね。

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