画像1: もう一つの清水寺!? 第25番札所「播州清水寺」

今週は、兵庫県加東市にある西国第25番札所「播州清水寺」をご紹介しました。
森さんのお話では、全国に「清水寺(きよみずでらorせいすいじ)」というお寺は80ぐらい
あるのだとか! 4月3日には「清水(しみず)の日」として特別法要も行われたそうです。

さて、播州清水寺さんですが、およそ1,800年前に、インドから中国・朝鮮を経て渡来した
法道仙人が創建したと伝えられ、627年には推古天皇の勅願により根本中堂が建立され、
「法道仙人一刀三札の秘仏」と呼ばれる十一面観世音菩薩、脇侍に毘沙門天・吉祥天女の聖像が
安置されたのだそうです。

御岳山の山頂付近にあり水に不自由だったことから、仙人が祈願するとたちまち霊水が湧き出た
とのこと。このことから「清水寺」と名付けられたのだそうです。根本中堂の裏手には、
この霊泉とされる滾浄(こんじょう)水「おかげの井戸」があり、水面に顔を移すと寿命が
3年延びる、という言い伝えもあるのだとか。

725年に、聖武天皇が行基菩薩に勅願して大講堂を建立。この大講堂が西国三十三所25番目の
札所となっています。ご本尊は十一面千手観世音坐像。金箔仕様で、まばゆいばかりに輝いて
おられます。常時開帳なのでいつでも拝観することができますよ。

画像2: もう一つの清水寺!? 第25番札所「播州清水寺」

西国三十三所草創1300年の記念拝観は、4月28日(土)~5月6日(日)のゴールデンウィークに、
昭和5年に境内で出土した「銅造菩薩立像」が特別公開されますよ。
7世紀後半の白鳳時代に作られたもので、頭が大きく、子どものように柔和な笑顔をされています。
ぜひ、ゴールデンウィークにご参拝くださいね。

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