R45 ALL THAT 補足 (文&色えんぴつ画 柳田光司)

「R45オールザットらじヲ」を担当しています「柳田光司」です。

「柳田?誰やねん?お前?」というクレームを少しでも解消するため
「長~い 長~い自己紹介」をさせていただくことになりました。

第31回「クールダウンできる曲」(2018年6月1日 OA)

昭和43年生まれ。
大阪万博の思い出は、写真にしか残っていません。
それなのに、なぜか?懐かしい。

私、「あの頃の、昭和」が大好きです。

で、今 絶滅しかけているけれど… 
かろうじて残っている?モノに対しなんともいえない愛情を感じてしまいます。

例えば「怪談」とか「心霊写真」。

でも、わたし心底「怪談」や「心霊写真」といったオカルト的なものが好きかと問われたら?…「嫌いなんです!」理由は、単に 怖いから。

そのくせ、10年目を迎える(1年に1度の)怪談番組をずっとやっています。
理由は、何かに憑りつかれたように“怖い話”を求めて年中動き回り
“口角泡を飛ばす”様が たまらなく可愛く思える瞬間があるんです。

最初に、言っておきます。

世の(自称)怪談師の9割は「嘘つき」「にせもの」「くせ者」「単に目立ちたい」なのは、間違いありません。
…番組のオーディション現場に立ち会うと「マイナスオーラ―で覆われたような言い難い者たちから、気力と体力を奪われる」これは事実です。

中でも 某中小芸能プロダクションから 送り込まれる
「若手?おわらい芸人」の胡散臭いこと(笑)怪しいこと。最悪です。

内容が怖い、怖くない。
話術が上手い、下手。
…そういうレベルでは ありません。

同じ事務所の若手芸人をバラバラでオーディションすると…
「ほぼ9割同じ内容。設定から導入、オチまでパクった怪談を披露(笑)」
「真顔で、マジでコレ、実話なんですよ!!」って嘘をつくんです。

挙句、こちらが「その話、さっき全く同じ話を✖✖もやっていたけど?」と
詰め寄ると…(先輩であろうと後輩であろうと)100%悪口や愚痴になるんです。

そういう輩は、間違いなく世に出る前に廃業。売れることは100%ありません。
中には、涙ながらに「…でも、マジで俺、テレビに出たいんです!」
「なんとかこの番組の優勝賞金で借金を返さないと…」と訴えるヤツまで出没。

ある意味、「怪談」と同じくらい「人間の業の深さと怖さ」を毎回感じます(笑)

…その緊張感が頂点を超えたころ「ほんもの怪談師」が登場するんです。

「本物」というのは「きわめて偽者に近い存在」です。
…でも、それ以上に「動じない自信」に満ち溢れています。

経験上で言わせてもらうと…
偽者は、“なんとなくの雰囲気”と“同調を求めることば”を乱発するのが特徴。
ほんものは、自信があるから
“余程のことがないかぎり、相手を立てながら微笑んでいます”

「怪談好き」で言えば…スマホを取り出し「心霊写真」を強調するのも特徴。

何の根拠もなく「怨念を持った女性の霊」とか「この世に強い未練を残した…」
「平家の落武者が…」という定番フレーズを吐きながら話の中心をめざします。

でも、経験に裏打ちされた「ほんもの」はすべて知っています。

電化製品が発達した今。
デジ動画、カメラ付き携帯電話 が普及した途端「心霊写真」は廃れたことを。
撮影される写真の数が飛躍的に増大するものの、
それと比例するかのよう「心霊写真」の数は減っていることを。
心霊写真の要因だった多重露光やレンズゴーストが発生しにくくなったことも。

現存する日本最古の「心霊写真」は、明治12年。
横浜の写真師が撮影した1枚だとされています。
写真中央に写っているお坊さんは、横浜の保土ヶ谷にある天徳院の当時の住職。
そのお坊さんに、重なる様に「女性の霊?」が写りこんでいる。

実はこの頃、「プロの心霊写真家」とでも呼べるような写真技師が数多く存在。当時の「心霊写真」は、
カメラの進歩に伴った特殊技術開発を繰り返した上の技術的結晶であった事を。

19世紀の欧米では「心霊写真」はビジネスだった。
「心霊写真の専門家」に故人の「心霊写真」をわざわざ作らせる。
その(偽りの)「心霊写真」は故人と親しい者が購入し、
知人や親族の間で回覧するのがブームであったことも把握している。

日本でも明治42年に作家の羽化仙史(渋江保)によって
海外の心霊写真研究が紹介され~数々の「心霊写真」が作られた。

でも、日本においては欧米ほどあからさまではなかった。
写真館の主人がこっそり作った「心霊写真」を差し出しながら…
「こんな写真が撮れました」と言いながら売っていた事実も知っている。

買い手の方は、写った霊を亡くなった身内や知人などと思い、大切に保管。
この頃の「心霊写真」とは今と違って忌み嫌われるものでも、祟られるものでもなく、死者と生者を繋ぐ宝物だった史実も抑えている。

-------そんな傾向は「戦前まで」続いていたことすら知らずに偽者は大いに語る。

戦後の復興期を経てようやく国民生活も落ち着いた頃、
一般庶民にもカメラが普及。フィルムの消費量が増え始めるのと同時に、
「霊が写っている」と騒がれる写真があちらこちらで現れた。

それを一気に広めたのは、1970年代(昭和45~54年)のオカルト・ブーム。

TVや雑誌で幾度も「心霊写真特集」が組まれて人気を博すると、
自称心霊写真鑑定家や自称霊媒師などがメディアに登場。

初歩的な撮影ミスや岩や草木が「なんとなく顔に見える?写真」に対して
「これは、地縛霊です」「浮遊霊です」「いや、背後霊です」と大声で断言する。

写真が紙焼きだったころ。
「昭和の心霊写真」の多くは、「修正職人」と呼ばれる人たちが絡んでいる。

「修正職人」とは、新聞や雑誌のザラ紙部分に写真を入れ込むと…
モアレ(変な縞模様が出る事)が生じるため、墨やホワイトで修整する専門家。

彼らは、オカルト・ブームで沸く世間の期待に応えるべく
「謎の写真」を量産していたことも、ぜんぶぜんぶお見通し。

…そんな胡散臭いオーディション会場に冴えない初老がドアを上品にノック。
話を聞けば、その昔「写真の修整職人」をやっていたとういう。

おもむろに胸ポケットから差し出される「色褪せたカラー写真」

…そこには「!???!!!!!!!」(汗)

これ以上、語るのはやめておきましょう。
この世には、何度説明しても理解し難い「ふしぎな実話」が存在します。

…そんな、にせもので嘘つきの私が「クールダウンしたい曲」で推薦したのは
≪イーグルス≫の『Take It Easy』です。

なぜ?私がこの曲を推薦したのか?
気になる方は、ラジコのタイムフリー(1週間無料サービス)でも
番組をお聞きください!

50歳を目前に、まさかのラジオデビューした私「柳田光司」宛の
応援メール、ハガキ、郵便なんでも結構です。
一行メッセージでもかまいません。必ず目を通させていただきます。
こちら「R45 ALL THAT 補足」も読んで下さいね~!

次回の『R45 ALL THAT “らじヲ”supported by Joshin』は、
6月8日(金曜日)夜9時から。
第32回のテーマは、『ムダにあつい曲』

来週も お付き合いのほど よろしくお願いいたします。

谷口「わー、わー、言うてます!」

柳田「お時間です!」

2人「さようなら!」     …(つづく)

画像: 次回の『R45 ALL THAT “らじヲ”supported by Joshin』は、 6月8日(金曜日)夜9時から。 第32回のテーマは、『ムダにあつい曲』
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