生物多様性のお話を中心に、
動物のこと、自然のこと、環境のことをみなさんと一緒に考えていきましょう。

旅行者が増えると良いことばかりでは・・・

インターネットの情報サイトや、
LCCの手頃な価格、移動時間の短縮などのおかげで、旅行に行くことは、飛躍的に簡単になりました。

旅する・・・ということは心を豊かにして、
その国や街にとって、経済的な効果もあること・・・なんですが、旅行者が増えることについては否定的な側面もあります。

過剰な観光客に応えるために悪戦苦闘し、
崩壊の危機に瀕している観光地も存在します。

海外の観光地もおなじ

観光によって環境崩壊の恐れがある場所として・・・
ベニス(イタリア)、チンクエ・テッレ(イタリア)、バリ島(インドネシア)
ピッグビーチ(バハマ)などがあげられています。

マヤ湾(タイ)
レオナルド・ディカプリオが主演した映画『ザ・ビーチ』で
一躍有名になった場所でもあるのですが、タイ政府は、ことし6月に
珊瑚礁と生態系を再生するために、いくつかの島を閉鎖しました。

観光客を乗せたモーターボートが連日押し寄せたことで、サンゴの生態系が被害を受け、
かつては真っ白だった砂浜も浸食されてしまいました。

しかし、閉鎖から半年
先日11月30日、多数の「ツマグロ(サメの一種)」が、浜辺付近まで近づいて、悠々と泳ぐ様子を捉えた映像が公開されました。

「明るい兆し/自然の強さを示す結果」ではありますがタイ国立公園・野生動物・植物保全局の職員は、「サンゴ礁の回復にはより長い時間がかかるだろう」との見解を示しています。

観光地訪れるときは、責任ある旅行者であることを気をつけたいものです。

毎週火曜日のプレゼント

“ECO

“ECO

“ECO

This article is a sponsored article by
''.