R45 ALL THAT 補足 (文&画 柳田光司)

「R45オールザットらじヲ」を担当しています「柳田光司」です。
「柳田?!? 誰やねん?」というクレームを少しでも解消するため
「長~い 長~い自己紹介」をさせていただくことになりました。

第62回「温泉でイキり★ソング」(2019年1月4日 OA)

昨年の年末。
ずいぶんお世話になった先輩「Kさん」と「Yさん」を訪ねました。

場所は、滋賀県。
JR「守山駅」から徒歩5分にある 音楽編集スタジオ『BLUE(ブルー)
Kさんは、ココを20年以上前にオープンされました。

私が何度かお邪魔した時は、工場の二階。
「ドラムセットとアンプが置いてある空き部屋」
音がグルグル回りっぱなしの殺風景な一室でしたが…
ずいぶん立派なスタジオ(一階はライブハウス)に生まれ変わっていました。

目的は「練習」や「編集」ではありませんでしたが…緊張しました。

50歳を越えると…
「再会する」ことも「新しい事」も億劫になりがちです。

でも、昨年の夏から…そんなネガティブな考えをゴロッと改めました。
年上の知人。
音楽をこよなく愛していた人が、亡くなった事がきっかけでした。 

…不思議な感情です。

…で、いろいろ思い返してみると「もう、ええっか?(笑)」
「他人から、どう思われ何を陰口叩かれようが…ええっか?(笑)」
「顔色なんて伺っている時間は、俺にはないなぁ…」
「ま、あいつに嫌われようが、どーでもええよな?」
「死んでしまったら…何もできなくなるしなぁ…」って割り切る事にしました。

別に「お金を貸してください!」とか、
「宗教の勧誘」をするわけでもないしなぁ…とスパっと割り切って会う事にしました。

よく言えば「オッさんの知的好奇心」
悪く言えば「オッさんの開き直り」(笑)…どっちでもかまいません。

…「今って、音楽スタジオって どうやって経営が成り立つのかなぁ?」
…「今って、どんな人たちが どんな風に練習しているのかなぁ?」
…「音楽編集ルームと映像の編集室って、どう違うのかなぁ?」などなど。

単に、自分の目で確かめてみたかっただけです。

で、本題。
今回もっとも驚いたことは「曲の作り方」「バンドの在り方」でした。

予想していたこととはいえ、かなりの驚き。
そりゃ、これでは…
バンドも廃れるし、CDも売れなくなるし、楽器も売れないなぁ…と納得。

で、あの日 もっとも心が揺れたのは、
帰り際、中学?高校?の制服を着た男の子と女の子のバンドが
スタジオの中で 練習しているのを見たことですね…。

防音設備が整ったガラスの扉なので…
「音」はまったく聞こえませんでした。

でも、楽器を持っているたたずまいや後ろ姿を見れば…
「あの子ら、組みはじめて数か月だなぁ…」ってわかります。

おそらく、3月の卒業謝恩会か? 
10か月後の秋の学園祭に向けて…練習をしているのだろうなぁ…。
自分の娘と同じくらいの「男の子」と「女の子」が
真新しい楽器を肩からぶら下げながら…
「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤している姿はとても美しかった。

つい数分前に教えてもらった
「今どきの曲の作り方」には「ドラム」も「ベース」もなく…
「今どきのテレビ編集」とほぼ同じ「パソコン画面」と「波線」だけでしたから… 
いつも以上に 感情的になったのかもしれません。

バンドが本番で演奏する時間ってたかが数分~数十分です。
でも、その一瞬の輝きために
体育会系でない彼ら、彼女たちは「ああでもない、こうでもない」と努力するのです。
かけがえのない時間を費やすのです。

必ずミスはします。
例え、自分がミスしなくても…他のメンバーが必ずミスします。
それを、薄々感じながらも…一致団結しながら燃えつきるのです。

スタジオ「BLUE」で偶然出会った
あの学生服バンドとぜひ会いたい!…そんな、年の瀬でした。

今年はちょっとした変化を意識しながら…
「出逢いに照れない」のが目標。
彼ら、彼女たちのように、少し前を見据えながら 仕掛けていこう!と思いました。

2019年も何卒よろしくお願いします。

画像: 第62回「温泉でイキり★ソング」(2019年1月4日 OA)
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