今回のテーマは「節分」。
一般的には豆まきをしたり、恵方巻を食べたりする日ですね。
そもそも節分に豆まきをするようになったのは、
「節分」は「せち分かれ」とも言い、本来季節の変わり目、
つまり立春・立夏・立秋・立冬の前日を指す言葉です。
特に現在は立春の前日=2月3日を「節分」と言い、豆をまいて悪疫退散や招福の行事が行われます。
節分に合わせて、お祭りや行事を行う札所として
今回ご紹介したのは、京都の日本海側にある第28番札所の「成相寺」。
ご本尊は美人観音として知られる聖観世音菩薩で、「願い事が成りあう寺」として信仰を集めています。
成相寺は、西国の札所のなかで一番北の端にあり、冬は雪が深いところ。
ですが松島、厳島と並び日本三景のひとつ「天橋立」を見下ろす鼓ヶ岳の中腹に建ち、景色が美しいことでも有名です。
今日2月3日には「節分星祭」が行われます。
人生の中では、どうにもならないことや、どうしようもないことがあり、そんなとき、宇宙の星の巡りに願いをかける、すがってみるというのが、真言密教の中での星祭りです。
2月3日は、近くの僧侶が大勢集まり、盛大に星祭りを執り行います。
成相寺はお守りの種類がたくさんあるので、自分へのお土産やプレゼントに。
仏様の手や足をかたどったもの、ひょうたん、茄子、剣の形をしたもの、
指輪やブレスレットとして身につけられるものなどがあるのでぜひチェックしてみたいですね。
拝観時間は朝8時から夕方4時30分、
拝観料は大人500円、中高生400円、小学生以下は無料です。
   
電車のアクセスは京都丹後鉄道天橋立駅からタクシーでおよそ20分、
車のアクセスは、宮津与謝道路与謝天橋立ICから国道176号経由、
国道178号を伊予方面へおよそ5km。駐車場もありますよ。
時間があれば、天の橋立を眺めながら船、ケーブルカー、バスを乗り継いで上るのもおすすめです。
その場合のアクセスは、京丹後鉄道天橋立駅から徒歩5分、
天橋立桟橋から丹後海陸交通観光船で12分、「一の宮桟橋」で下り、
さらに徒歩5分、ケーブル府中から天橋立ケーブルカーに乗り4分、
「笠松」下りて丹後海陸交通成相登山バスで7分、終点で下車すぐです。

画像: 2019年2月3日放送分【成相寺編】

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