今回のテーマは「梅」。梅が咲く札所を紹介しました。
第24番札所、宝塚にある「中山寺」。
聖徳太子が約1400年前に開いた、日本最初の観音霊場。
安産祈願の寺として有名で、全国から参拝客が集まります。
ご本尊は十一面観世音菩薩。インドの王妃勝鬘夫人(シュリーマーラー)が女性を救済することを願った故事にもとづき刻まれた等身大の像だそう。
毎月18日に開扉し、そのお姿を見ることができます。
中山寺の境内はとても広く、階段も多いですが、
エスカレーターやエレベーターがあるので便利。
お参りにくる妊婦さんやベビーカーでの移動も安心です。
また中山寺といえば、華麗な色の本堂が目を引きます。
礼堂の壁面、柱もカラフルで、内外陣は極彩色と黄金に輝いています。
極楽世界の生物・迦陵頻伽(かりょうびんが)が描かれた天井も華やか。
江戸時代中期に施された彩色を近年復元しました。
ほかにも境内にはステンドグラスを取り入れた大願塔、群青色の五重塔、華やかな建造物がいっぱいで、現代版の極楽浄土ともいわれています。
そして阿弥陀堂横を西方へまっすぐ進み、奥之院へ向かう道の途中、右手に庭園式の梅林があります。
毎年3月の第一日曜日には「梅まつり」を開催。今年は3月3日です。
中山寺の観音様の下で育った梅の実だけで造られた梅シロップ「みやすうめ」や梅酒「紫雲」も人気なんですよ。
買える日が限られていて次回の販売日は3月2日(土)です。
  
梅の開花状況は中山寺のホームページにあるライブカメラで確認できるので
お出かけの前に確認してみてくださいね。
拝観時間は朝9時から夕方5時、
拝観料はなく、境内は自由にお参りできます。
電車のアクセスは阪急中山観音駅から徒歩すぐ。JR中山寺駅から徒歩10分です。
車でのアクセスは、中国自動車道宝塚ICから国道176号を川西方面へ
およそ1km、県道335号を阪急中山観音駅方面へおよそ1.5kmです。
今週は嬉しいお知らせがあります。
キルフェボンさんからプレゼントをいただきました。
「菩提樹」と「蓮」という仏教にまつわる2つの食材を使った
アーモンドケーキ「菩提樹はちみつのアマンディーヌ」。
去年、石山寺で行われた『西国三十三所 巡礼&スイーツ~お寺でお茶しましょ~』で販売がスタートした、あのしっとりしたおいしい焼き菓子です。
合計24名の方にプレゼントしますので、どしどしご応募お待ちしています。

画像: 2019年2月24日放送分【中山寺編】

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