画像: 2019年3月17日放送分【宝厳寺編】

先週お伝えした通り、4月25日(木)番組バスツアー第三弾を開催!
我らがキヨピ~と森さん、そしてリスナーのみなさんで「正法寺」と「宝厳寺」を参拝します。
今日はバスツアー告知の後編。「宝厳寺」をご紹介します。

滋賀県長浜市にある第30番札所の「宝厳寺」。
琵琶湖北部に浮かぶ、周囲約2㎞の小さな島「竹生島」にある湖上の聖地で
西国三十三所のなかで唯一の島寺。
バスツアーではなんと船をチャーターし、竹生島に上陸します。
古来から「神の島」と崇められていて、島内には「宝厳寺」と「都久夫須麻(つくぶすま)神社」があるだけ。民家はありません。

神様と仏様、両方いらっしゃるのも特徴。
『竹生島縁起』によると、神亀(じんき)元年(724年)、行基が島を訪れ弁財天増を彫刻。
小堂を建ててお祀りしたのが寺の始まりで、翌年に観音堂を建立し、千手観音を安置。
現在も本堂に弁財天、札所である観音堂に千手観音と2つのご本尊を祀っています。
西国三十三所のご本尊の開帳は60年に一度の秘仏で、次回の開帳は2037年です。

ちなみに「宝厳寺」の弁財天は、日本三弁才天の一つ。
残りの日本三弁財天は神奈川県江の島の江島神社、広島県厳島の厳島神社です。
また豊臣秀吉が「宝厳寺」を信仰していた関係で、多くの書状、多くの宝物が寄贈されています。
慶長7年(1602年)には太閤の遺命により、秀頼が豊国廟より桃山時代の代表的遺稿である観音堂や唐門などを移築させました。
観音堂入口を彩る唐門は国宝で、牡丹など絢爛豪華な装飾が見事。
秀吉の御座船「日本丸」を転用した舟廊下は重要文化財です。

他にも見どころはたくさん。
境内にある宝物殿には、金銀の料紙に書かれた国宝「法華経序品」、
弘法大師の直筆といわれる重要文化財「御請来目録表」など、数々の宝物を収蔵。
「瑞祥水」という霊泉はかつて川鵜の異常繁殖によって島全体が大きな被害を受け、湧水が枯れ果てたとき、
夢枕でご本尊がここに井戸掘れとお告げがあり、掘ってみたところお告げ通り清浄水が出たそうです。
拝観時間は朝9時30分から夕方4時30分、
拝観料は無料ですが、入島料が400円。宝物殿の入館は300円です。
バスツアーで行く場合、入島料は旅行代金に含まれています。
電車でのアクセスはJR長浜駅から徒歩10分の場所にある、
長浜港から琵琶湖汽船で30分、竹生島港下船、すぐ。
彦根港、今津港からも定期便が運行。荒天時は欠航になるので注意を。

長浜港への車でのアクセスは、北陸自動車道長浜ICからおよそ5km、
長浜港には無料駐車場があります。

バスツアーのご応募はヤサカ観光株式会社のホームページから。
https://www.yasakataxi.jp/trip_around33/

JR京都駅に集合し、まずはバスで「正法寺、通称岩間寺」に向かいます。
参拝後、琵琶湖グランドホテルで昼食をいただき、今津港へ向かい、船をチャーターし竹生島へ!
「宝厳寺」をお参りします。
募集人数は40人を予定、旅行代金は税込1万5000円です。
応募締め切りは4月14日(日)。先着ではなく抽選です。

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