画像: 第19番札所「霊麀山 行願寺」をご紹介しました

今週のテーマは、「幽霊」!
京都市中京区にある第19番札所「霊麀山(れいゆうざん)行願寺」さんをご紹介しました。
西国三十三所で唯一の尼寺であり、「革堂(こうどう)」の名で親しまれている
行願寺さんですが、「幽霊絵馬」の伝説でも有名なお寺なんです。
江戸時代(1811年)、質屋で子守として奉公していた“おふみ”という少女がいました。
おふみはよく境内で、行願寺のご詠歌などを歌って子守をしていたそうです。
質屋のご主人は宗旨が違ったため、たいへん怒り、おふみをせっかんして凍死させてしまいました。
ところが、主人はおふみの両親に嘘をつき、遺体を隠してしまったそうです。
行願寺での通夜の夜、おふみが幽霊となって現れ、両親に真相を告げたそう。
両親はおふみの幽霊を絵馬に描き、手鏡をはめて寺に奉納しました。

おふみの両親が奉納した絵馬は「幽霊絵馬」と呼ばれ、毎年8月21~23日に
一般公開されています。今週、公開される予定ですので、ぜひチェックしてくださいね。

そして、後半に森さんからご紹介いただいた「戸津説法」。
天台座主の登竜門とされる戸津説法ですが、
今年は、第21番札所「穴太寺」の穴穂行弘住職が挑戦されます!
大津市の東南寺というお寺で、8月21~25日まで行われる戸津説法。
一般の方の参加も可能だということなので、気になる方は是非。
穴太寺さんは、来週、番組でもご紹介しますのでお楽しみに~!

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