R45 ALL THAT 補足 (文&写真 柳田光司)

「R45オールザットらじヲ supported by Joshin」を
担当しています「柳田光司」です。

「柳田?!? 誰やねん?」というクレームを少しでも解消するため
「長~い 長~い自己紹介」をさせていただくことになりました。
ただいま、シーズン②「湊町(みなとまち)サウンドクリニック」が開業中。

一言でいえば…R45流の≪お悩み相談≫企画。
大阪市街で「悩み、怒りインタビュー取材」を敢行中。
また、皆さまからの投稿メールも随時募集中です。

「オトナの女性」と「年齢だけムダに重ねている男」が、
≪しぶとく、カッコよく生き抜くためのヒント≫を勝手に処方中!

第105回「奥さんに内緒にお金を下していた(他)」(2019年11月1日OA)

少し前、尖った笑いが売りの女性コンビが「大坂なおみ」さんに対して
無理からいじり、笑いもなく、スベった上、所属芸能プロダクションから怒られ、
謝罪し、(…今までのお笑い職人キャラをぶっ壊す)事例がありました。

…誠に残念です。

ひとことで言えば「アホ」なんです。
私の「アホ」の基準は、
(明石家さんまの師匠、2019年2月に亡くなった)
笑福亭松之助さんの【まんま、受け売り】です。

【アホって、(無駄に)人を怒らせるヤツですわー】
わざと「人」を「怒らせたり」「腹立たせる」って…可愛げがないんです。
愛嬌のないアホは、落語の世界にはひとりもおりまへん!
要は、頭が悪いというか… 世間を知らんのです。
人間、年齢を重ねる毎に「笑えないアホ」とは距離をとりたくなります。

理由は簡単ですわ。
「もう、そんな時間はおまへん(残されていない)からですわー」
「アホは、ワテら年寄の寿命を縮めます(笑)」

私の主観ですが…
おそらく、彼女たちは「自分の感性にヒットする笑い」がもっともセンスが優れている!
「市井の人たち」から「話を聞く」のが苦手なのでしょう。

※【市井(しせい)】とは、街の中にいる普通の人や庶民を意味。
ひょっとすれば「市井の人」の「経験」なんて
「面白くない」と感じていたかもしれません。

ひょっとすれば「笑いもないふつうの話」は興味がなかったかもしれませんね。
でも、私は(世間一般では知られていない人たち)の「話」を聞くのが大好き。

要は、【聞き方】であり【引き出し方】であると思うんです。
私の中では、『市井の経歴話』は時として
「漫才」や「怪談」と同じレベルの【娯楽】にも十分成りえます。

先日も「某イベントプランナー」の方
(元・プロレス関係者)から、こんな知られざる話を聞きました。

今年(2019年)の2月19日、
東京・両国国技館で同時開催された『(ジャイアント馬場)没20年追善興行~王者の魂~』
『アブドーラ・ザ・ブッチャー引退記念~さらば呪術師~』
A・ブッチャーが語った「親愛なる日本人レスラー」の話。

昭和47年8月。
日本プロレスを退団したジャイアント馬場は、
そのわずか二ヶ月後、全日本プロレスを旗揚げしたそうです。

でも、旗揚げ戦に出た所属レスラーは、本人を含めわずか6名。
客を呼び、テレビ中継を獲得しなければ…倒産してしまう。
切羽詰まった馬場は渡米。外国人選手を口説きにいったそうです。

その席に、偶然いた黒人プロレスラー『A・ブッチャー』。
馬場は、ダメもとで誘うと…
ブッチャーは拍子抜けするほどあっさりとOK。

その席で、ブッチャーはこう語ったという。

「(あなたに)協力するのは当たり前だ。
 なぜなら、日本でステーキを奢ってくれたのは(あなた)だけだからな…」と微笑んだらしい。…

でも、馬場には、ブッチャーにステーキを奢った憶えは無い。
ジャイアント馬場を、見間違えることなど考えられない。
…では、いったい?なぜ!? ブッチャーの思い過ごしだったのか?

話は、2年前に遡る。
「日本プロレス外国人控室」

その控室の片隅に、ブッチャーはいたらしい。
だが、彼(ブッチャー)は動こうとしない。
…見れば、周囲にいるのは白人レスラーばかりだった。

この時代(こんな所にまで)人種差別の影が色濃く残っていたらしい。
そんな黒人レスラーに、ひとりの日本人レスラーが声をかけた。

「悪りぃ~。簡単だけどさ、お前たちの控室を作るから、待っててくれよな」
そう言うと男は、通路に衝立やイスを用意して…簡単な控室を作ったという。

深々と頭を下げるブッチャー。

男は、去り際…誰からも相手にされない黒人レスラーに向かって声をかけた。
「ブッチャー時間くれよ。ステーキ奢るからさ」

男は、その場に居ずらいブッチャーの心を察し、
控室から連れ出し、ステーキを奢ったらしい。

男の名前は「寛治(かんじ)」といった。

しかし、身長178㎝体重93㎏しかなかった寛治は…
30歳を目前に現役引退。

水商売に転向するも数年で廃業。
男は、最後の手段。
渡米し、レフリーとなってやり直すことを決意する

同地での永住権も視野に入れ、
先方の海外団体と契約し、渡米ビザも申請した。

だが、そのわずか5分後。
日本プロレスで知古であった大物、G馬場から電話が鳴ったという。

「すぐに会いたい。ぜひ、協力して欲しいことがあるんだ」

「しかし、馬場さん、私はもう“行く”と約束しまして」

「頼む!あんたの力が、今こそ必要なんだ!」

…だが、樋口は、それでも渡米した。
驚いたのは、来訪を受けたアメリカのプロモーター達だった。

なんと、寛治は、スキンヘッドになっていた!という。

「こちらで生活するつもりでしたが、馬場さんの団体に協力する事になった。
 今日はそれを詫びに来た。
 申し訳ございません。
 これが、日本流のお詫びの仕方だ」

そう言いながら、寛治は光る頭を床にこすりつけながら、土下座したらしい。

「OK!お前の気持ちはわかったよ、ジョー!」
これが『ジョー樋口』(本名・樋口寛治)がスキンヘッドになった理由だという。

以降、樋口はG馬場率いる全日本プロレスのメインレフリー兼、
外国人レスラーの世話役、睨みをきかす鬼軍曹として働き続けた。

…ブッチャーが言った「You」とは、
馬場の隣に座っていた「樋口」の事だった。

ジョー樋口は、1999年のジャイアント馬場の死去を受け…
東京ドームで行われた「ジャイアント馬場引退記念大会」にて特別レフェリーとして来場した後、
全日本プロレスを円満退社。

その後、プロレス界を転々としながらも…2010年死去。

享年81。
座右の銘は『裏方は、絶対に花を咲かせないこと』

樋口の亡骸を見た…
世界一のヒールレスラー(ブッチャー)は、
子どものように泣き続けたという。

…もし、こういった話を
「大坂なおみ」を「素人以下の心無い話術で馬鹿にした2人」が
見聞きしていれば…あんな酷い展開にはならなかったのではないかなぁ…。

私、「ジョー樋口」と「Aブッチャー」の知られざる逸話を聞きながら…
そんなことばかり考えていました。

…にしても、残念です。
余計なお世話ですが…
折角、「お笑いが死ぬほど大好き」でも…「その感覚では通用しない」…と思います。

こんな 私が「奥様に内緒で、お金を引き落としていたことが発覚した夫」で
処方したソングは≪竹内まりや≫の『「MajiでKoiする5秒前』 
なぜ?私がこの曲を推薦したのか?気になる方は、
ラジコのタイムフリー(1週間無料サービス)でも番組をお聞きください!

次回の『R45 ALL THAT “らじヲ”supported by Joshin』は、
11月8日(金曜日)夜9時から。
来週も お付き合いのほど よろしくお願いいたします

谷口「わー、わー、言うてます!」
柳田「お時間です!」
2人「さようなら!」     …(つづく)

画像: 次回の『R45 ALL THAT “らじヲ”supported by Joshin』は、 11月8日(金曜日)夜9時から。 来週も お付き合いのほど よろしくお願いいたします
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