画像: 第1番札所 青岸渡寺をご紹介しました

今週は第1番札所、和歌山県は青岸渡寺さん!「那智勝浦のマグロと温泉を堪能コース」です。
日帰りで2か所のお参りはちょっと厳しいので、ゆっくりとマグロと温泉を楽しみたい!
古の東から来る巡礼者は、お伊勢参りに寄ってから青岸渡寺へお参りし、西国巡礼をスタートさせた人も多かったそうですよ。

那智山の中腹にある青岸渡寺は、すぐ隣にある熊野那智大社と、熊野本宮大社(田辺市本宮町)、熊野速玉大社(新宮市)と共に、熊野三山と呼ばれ、熊野信仰の聖地とされています。その信仰の源となっているのが、那智の滝です。滝の落差は133mあり、一段の滝としては日本一の落差を誇るのだとか。青岸渡寺と熊野那智大社は、明治時代の神仏分離まで、神仏習合の修験道場として栄えていました。今もその名残が色濃く残っています。

4世紀、仁徳天皇の時代に創建。インドから熊野灘に流れ着いた裸形上人が、那智の滝で修業中に観音菩薩を感得し、草庵を結んだことが始まりと伝えられています。西国巡礼を復興させた花山法皇も1000日間の滝籠りをしたのち、観音霊場巡りに出発したと伝えられており、第1番札所となりました。

推古天皇の時代(592~628年)に、奈良の生仏上人が修業中、椿の大木に高さ約4メートルの如意輪観音像を彫り、裸形上人の観音像を胸に納めて、ご本尊とされたそうです。秘仏で、毎年2月3日と4月の第2日曜日、そして8月17日に開帳されています。

那智勝浦で美味しい生まぐろと、温泉を楽しんで

勝浦漁港は、延縄漁法による生鮮まぐろの水揚げ量が日本一! 那智勝浦観光協会さんのHPでは、生まぐろの販売店や飲食店を紹介する「紀州勝浦生まぐろマップ」がダウンロードできますよ。

また、日帰り温泉を楽しめる温泉旅館や、気軽に温泉を楽しめる公衆浴場&足湯も充実! 巡礼の疲れを癒してくださいね。

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