今夜の「武庫川女子大学ラジオ-MUKOJOラジオ-」は、
「武庫川女子大学 文学部 日本語日本文学科」卒業、
「読売テレビ」報道局で記者として活躍する「中村和可奈」さんをお迎えしました。

中村さんは、武庫川女子大学短期大学部 日本語文化学科卒業後、
武庫川女子大学 文学部 日本語日本文学科に編入、2014年に卒業され、
読売テレビに入社されました。
現在、経済運輸担当という中村さんですが、
入社2年目までは事件記者を担当されていたそうです。
報道の世界に入ろうと思ったそもそもの始まりは14歳、中学2年生の時。
1972年 ミュンヘンオリンピックでのテロ事件を取り扱った
「ミュンヘン」という書籍に出会ったこと。
平和の祭典と思っていたオリンピックで起こった事件を知り、
知らなかったことを知る、ということの意味について考えたそうです。

報道記者を目指すきっかけになったのは、大学に入学してから。
この番組にも出演してくださった河内鏡太郎先生の
「ジャーナリズム」に関する授業を取ったこと。
そこから現場に足を運び、現場でしか感じ得ない体験を通し、
「報道」の意義、意味を感じ、
報道の世界に入ることを決めたそうです。

中村さんが報道する上で大切にしているのは、
被害を受けた方の気持ちに寄り添うこと。
その方々が「自分と同じ思いをしてほしくない」という思いをくみ取り、
事件の真実を伝えていくためにどうすれば良いか…
そんな思いを抱きながら事件に向き合っているそうです。

中村さんが今心がけているのは、
今起きている事件や事故を風化させてしまうのではなく、
人の記憶にとどめておく、風化させないこと。
同じ過ちを繰り返さないよう、後世に伝えていくこと、だそうです。

今日のオンエア内容は、11月8日(水)まで、
Radikoのタイムフリー機能でお聴きいただけます!
http://radiko.jp/share/?sid=FMO&t=20171101200000
