生物多様性のお話を中心に、動物のこと、自然のこと、環境のことをみなさんと一緒に考える『SARAYA ECO FLAP』 のコーナー。
長崎の対馬のお話
島の面積の約88%は、山林で、原始林やスギなどが、国や県によって天然記念物に指定されている、自然豊かな島です。そんな対馬は「天然記念物」に指定されている動物や、固有種も沢山です。
対馬を代表する
国の天然記念物「ツシマヤマネコ」
推定生息数は、多くても80~110頭程度で、
絶滅危惧1A類に指定されています。
その原因は・・・開発による生息地の分断や
自然環境の変化、交通事故などで
危機的な状況に陥っています。
すでに絶滅したと考えられていましたが、
2007年に、23年ぶりに生息が確認されました。
京都市動物園に
ツシマヤマネコの赤ちゃん誕生!
京都市動物園では、以前から、ツシマヤマネコの保全活動をしていて、繁殖させて数を増やしつつ、同時に生息地の環境を改善させ、
いずれは、野生に復帰させよう・・・
という計画が、環境省を中心に進められています。
そして今年の5月に2匹誕生しました!
繁殖目的のため、普段は一般公開されないのですが、特別に公開されます!
是非会いにいってください!