今夜の「武庫川女子大学ラジオ-MUKOJOラジオ-」は、
「武庫川女子大学 薬学部 薬学科」3年生、岡田紗瑛さんと、
「武庫川女子大学 薬学部 健康生命薬科学科」4年生、山本百合恵さんをお迎えしました。

画像1: 武庫川女子大学ラジオ- MUKOJO ラジオ - 第54回-放送後記

武庫川女子大学では、共通教育の授業としては初めて、
長期休暇を利用した海外研修を 今年の春 行いました。

共通教育の授業「アウシュビッツ 戦争と女性」では、
受講生たちから「現地に行ってみたい」と声があがり、
在学生・卒業生20人と教職員が、先月ポーランドを訪問しました。

3月9日に関西国際空港を飛び立ち、第二次世界大戦中、
ナチスドイツによって多くのユダヤ人たちが送り込まれた
「アウシュヴィッツ強制収容所」「ビルケナウ強制収容所」を見学。
その後、ワルシャワ大学などを訪れ、16日に帰国しました。

画像2: 武庫川女子大学ラジオ- MUKOJO ラジオ - 第54回-放送後記

「アウシュヴィッツ強制収容所」「ビルケナウ強制収容所」一帯は、
国立博物館として現在保存されており、日本人で唯一の博物館公認ガイドを
務める中谷剛さんの説明を聞きながら巡ったとのこと。

山本さんが印象に残ったのは一帯の「足場の悪さ」「距離感」
元々湿地帯に砂利や石を敷き詰めた場所ということで、
見学中に何度も足を取られたりしたのだとか。
写真や資料を見ていても、現地に行ってみて初めて
自分の目で、耳で、身体で感じること、発見がたくさんあったそうです。

画像3: 武庫川女子大学ラジオ- MUKOJO ラジオ - 第54回-放送後記

岡田さんが現地に行くことで改めて向き合ったのは「倫理」について。
当時収容所内で行われていた人体実験の記録を見て、数々の衝撃を受けつつ、
自身も薬学部に所属ということで、様々な感情が沸き起こったそうです。

現地に行くことでしか知り得なかった景色、体験、想いを
お二人自身の言葉で沢山聴かせていただきました。

今夜の「武庫川女子大学ラジオ-MUKOJOラジオ-」は、
「radiko」でもお聴きいただけます。

画像4: 武庫川女子大学ラジオ- MUKOJO ラジオ - 第54回-放送後記

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