生物多様性のお話を中心に、
動物のこと、自然のこと、環境のことをみなさんと一緒に考えていきましょう。

サラヤさんの環境保全のきっかけ①

サラヤさんは、植物原料を使用する企業として、2004年より原料の生産地である マレーシア・ボルネオ島の環境保全に取り組んでいます。

サラヤさんが、この環境保全活動をはじめたきっかけはひとつは、サラヤに届いた誤解から・・・

ボルネオ島の環境が破壊されたり、動物の住処が奪われているのはヤシノミ洗剤を作っている会社のせいではないのか!???という投書。

私も取材しましたが・・・ちがいましたね。

いま、世界の食用としての需要が増えたことによって、植物原料のひとつである「パーム油」の生産が拡大しています。
※チョコレート、インスタントラーメン、お菓子や外食店の揚げ油、冷凍食品に使われてる

「パーム油」を採るために
熱帯雨林を伐採して「パームヤシ(アブラヤシ)」の農場を拡大することで、
さまざまな環境・社会問題を引き起こしています。

「パーム油」の使い道は食用が85%
※チョコレート、インスタントラーメン、お菓子や外食店の揚げ油、冷凍食品に使われてる

そのほかが15%
※化粧品、石けん、洗剤、工業用潤滑油、塗料は、ヤシノミ洗剤はどうなん?

ヤシノミ洗剤は、「ヤシ油」と「パーム核油」を混ぜて作られています。
「パーム核油」は、パーム油を製造した後の、
絞りカスに残っている種を更に絞って採った油でした。

投稿された消費者の方の誤解でした。

保全活動のきっかけ②

投書を受けて、現地視察に行った更家社長が出会った「孤児になったゾウ」

農園を荒らされた!という理由で、
目の前で母親を射殺され、保護された子象です
↑保護された子象に出会ったとき「これはいかん。この子達をまもらねば」と思ったそうです

結果、植物原料を使用する企業であるのだから
この問題に目を向けて、出来ることから少しずつでも取り組んでいこう!

パーム油とかかわり、野生生物や森を守りながら生産者や消費者の生活も維持していこう!

ということで、環境保全と、原料調達の両面から各種団体と協力し、2004年からこの問題に向き合っています。

ボルネオ保全プロジェクト発足

2007年から「ヤシノミ洗剤」の売上の1%を、
「ボルネオ保全トラスト」による"緑の回廊"計画に還元。

2012年からは「ハッピーエレファント」「ココパーム」、
2013年からは「アユルスパ」ブランドも支援商品に加えられました。
こうして今では、日本で暮らす消費者のみなさんも、サラヤの製品を購入することで、ボルネオの環境保全に参加できる仕組みとなっています。

このたび野生生物の保護活動に取り組んできた旭山動物園と
「ボルネオ保全トラスト・ジャパン」が、
複数の園に参加を呼び掛け、

豊橋市(とよはしし)の総合動植物公園、福岡市動物園、鹿児島市平川(ひらかわ)動物公園、
栃木県・那須どうぶつ王国、神戸どうぶつ王国とともに、
保全プロジェクトを始めることになりました。

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