「武庫川女子大学ラジオ-MUKOJOラジオ-」
今夜は 武庫川女子大学 短期大学部 食生活学科 卒業、
現在、観世流シテ方師範として活躍する卒業生
森田 彩子さんをお迎えし、お話を伺いました!!

武庫川女子大学の能楽部は・・・1951年、謡曲部としてスタート。
1969年、能楽部になりました。1966年から自演会を始め、文化祭などでも発表。
1970年ごろはフェスティバルホールでも公演したそうです。
元々「能」はほとんど見たことが無かったという森さん。
中学・高校は演劇部に所属しており、大学でも演劇関係のクラブに
入るつもりだったそうですが、武庫川女子大学入学直後、
能楽部の勧誘が一生懸命だったため、2年間だけ古典芸能も勉強してみようかな、
というつもりで入部したのだとか。

短期大学卒業後は一般就職で事務職についた森田さん。
卒業後「もう少し能をやりたい」と思い、
甲子園にお住まいの吉井順一先生に個人的に習うようになり、
30歳のとき、師範になりました。
学生時代から、現在に至るまでの活動について、
そもそも「能」とはどんな芸能なのか?
分かりやすく説明してくださいました。
さらに「高砂」の一節を実際に聴かせてくださり、その様子は圧巻!
穏やかな森田さんの話し方から一転!力強い節回しに、
塩田さんも聴き入っていました。

現在の活動としては、弟子はもっておらず、
土日を中心に能の舞台に出ている森田さん。
今も能楽部の指導に行っているそうですが、現在能楽部の部員は・・・3人!!
部員も絶賛募集中だそうです。
昨年、鳴尾に「西宮能楽堂」ができ、来年2月24日には自演会が行われます。
ぜひこの機会にお出かけになってみてはいかがでしょう?
また、武庫川女子大学 学生広報スタッフによるブログ、
「Muko Log」に能楽部に取材した模様が掲載されています♪
今日のオンエアの模様は「radiko」でもお聴きいただけます!!
