「武庫川女子大学ラジオ-MUKOJOラジオ-」今夜は、
武庫川女子大学 生活環境学部 情報メディア学科 卒業、
宮城県石巻市で 子どもの居場所づくりに取り組む
「NPO法人 こどもむげん感ぱにー」事務局長・理事の
桝谷 和子さんをお迎えしました。

尼崎市出身で、武庫川女子大学附属中学校・高等学校から
武庫川女子大学で情報メディア学科に入学した桝谷さん。
附属中高ではボランティア部で活動し、
大学時代は児童養護施設の子どもたちのキャンプの運営や、
発展途上国の子どもたちの支援活動に参加。
武庫川女子大学を卒業後、本当にやりたいものが何なのか、自分に問いかける中で、
「人の集まる場所を自分で作り出したい」と思うようになり、カフェで勤務後、
次の目標に向けて動き始めようとした矢先、2011年3月に東日本大震災が発生。
2011年5月に被災地のひとつである宮城県石巻市へ。
1年のつもりで帰ろうと思っていたところ、
災害発生から1年たつと災害ボランティアの数が激減し、活動の継続を決意されます。

主に在宅避難者の支援に参加していた桝谷さん。
特に高齢者の方々を中心に支援していましたが、震災での体験に傷つき、
生活に困難を感じてしまい、中々外に出て来ようとしてこない方々も、
地域の子どものためなら、誰かのためになら外に出てくれることに気づき、
石巻の復興と未来のために「子どもの笑顔が地域を元気にする」という
想いのもと、「こどもむげん感ぱにー」としての活動が始まります。
桝谷さん自身も1995年に発生した阪神淡路大震災を経験。
近所で火事があり、大変な恐怖を味わったものの、
その恐怖体験が心の傷にならなかったのは、
両親や周りの人たちが楽しい経験をたくさんさせてくれたから。
東日本大震災で被災した子供たちにも、
楽しい記憶をたくさん持ってもらいたい、と力強く話してくださいました。

朗らかな笑顔の桝谷さん、子どもたちのことを話す時は本当に楽しそうで、
関わる子どもたちへの想い、優しさを感じつつ、
「こどもむげん感ぱにー」として活動することへの強い想いを
沢山聞かせてくださいました。
桝谷さんの活動についてはぜひホームページをご覧ください。
http://akaihane-miyagi.or.jp/challenge/org07
また活動を継続していく上で、1月から3月の間、寄付の受け付けも行われています。
ぜひ↑ご覧ください。
今日のオンエアはradikoでもお聴きいただけます!!
桝谷さん、ありがとうございました!!
