画像: 第32番札所「繖山(きぬがささん) 観音正寺」をご紹介しました!

みなさん、バスツアーには沢山のお申込みありがとうございました!
残念ながら抽選に外れてしまったというメッセージもいただいております。申し訳ございません!
11月にバスツアーのレポートもオンエア予定ですので、そちらを是非聴いてくださいね。
参加される皆さんは、いよいよ今週木曜日です! お天気が良くなりますように~。

さて、今週は「聖徳太子」をテーマに、聖徳太子が開祖の観音正寺さんをご紹介しました。
西国三十三所の札所でも、聖徳太子が開いた寺院は多いんですね~。

観音正寺の創建は、推古天皇の時代605年。人魚伝説があるそうです。
聖徳太子が近江の国を訪れたときに、琵琶湖で人魚に出会いました。
人魚は「私は前世で漁師であり、殺生をしてきたため、このような姿になりました。
繖山にお寺を建て、どうか私を成仏させてください」と、頼んだそうです。
聖徳太子はその願いを聞き、自ら千手観音像を刻んでお寺を建てたといわれています。

元々の本堂は、1993年に原因不明の火災で焼失してしまい、
本堂と共にご本尊や人魚のミイラも、焼けてなくなってしまったそうです。
その後、2004年に総檜造りの本堂が再建され、新たなご本尊として、
千手千眼観音坐像が祀られました。

このご本尊は、インド政府の特別な許可を得て輸入した香木「白檀」を23トンも使い、
日本を代表する仏師・松本明慶氏が彫ったものです。
常時開帳されていますので、いつでも拝観できますよ。

また、2022年には、聖徳太子が崩御されて1400年の節目で、1400年遠忌大法会が行われます。
記念事業として、西国巡礼が最も盛んだった江戸時代の伽藍「観音堂」と「閼伽井堂」が再建。
その観音堂では、1993年の火災で焼失をまぬかれた、お前立の千手観音像を御開帳される
予定です。その後は33年に一度、ご開帳されるということで、秘仏の復活ですね!

さらに、特別拝観として、11月10日(日)まで、本堂内陣の拝観がおこなわれています。
大日如来坐像が初めて公開されるとのこと。特別拝観料300円が必要ですよ。
ご本尊の十一面千手観世音菩薩坐像の足元に近づき、特製の散華を使い“お身拭い”も体験できます。

来週は、ゲストをお迎えしてお送りします。
御朱印帳入れバッグ以外にもプレゼントがありますよ!
お楽しみに~♪

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