今夜は、日本建築学会主催のコンペティション
「建築文化週間 学生グランプリ2019 銀茶会の茶席」に作品を出展した
武庫川女子大学 大学院 生活環境学研究科 建築学専攻 修士課程2年
大洲 暉実さん、楠原 愛梨さん、
そして指導教授の武庫川女子大学 生活環境学部 建築学科の
鳥巣 茂樹教授をお迎えしました。

「建築文化週間 学生グランプリ2019 銀茶会の茶席」のコンペティションでは、
大洲さんや楠原さんたちが応募した作品「透綾」が、2位の「優秀賞」を受賞。
「透綾」は、半透明のプラスチック中空板と木質繊維板で作った
レシプロカル構造(短い梁を相互に組合せ大きな空間を構築する特殊な梁組)を
使った原寸大の茶室で、折り畳んで自由に移動できるのが特徴。
「透綾」とは本来、「透けて見えるような、薄くさらりとした絹織物」のことで
薄く透ける材を織物のように、縦横に重ね合わせることで、やわらかい光の内部空間を形成し、
点前は床座、客は椅子座の立礼式とすることで、新旧文化の融合・幅広い人々との交流を
目指したそうです。
トークではこの作品を作り上げる上で苦労したこと、
そしてお二人が建築を志し、武庫川女子大学に進学した経緯、
学部生時代に参加したイタリアでの研修についてなど、
様々なお話を聴かせてくださいました。

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