R45 ALL THAT 補足 (文 柳田光司)
「R45オールザットらじヲsupported by Joshin」を
担当しています「柳田光司」です。
「柳田?!? 誰やねん?」というクレームを少しでも解消するため
「長~い 長~い自己紹介」をさせていただくことになりました。
ただ今、シーズン②「湊町(みなとまち)サウンドクリニック」が開業中。
一言でいえば…R45流の≪お悩み相談≫企画。
大阪市街で「悩み、怒りインタビュー取材」を敢行中。
また、皆さまからの投稿メールも随時募集中です。
「オトナの女性」と「年齢だけムダに重ねている男」が、
≪しぶとく、カッコよく生き抜くためのヒント≫を勝手に処方中!
第148回「不動産業…今、きびしい!今は、ガマン!」(2020年8月28日OA)
2020年の夏。
よくわからん、夏でした。
この悶々とした中途半端な「やり残しの夏」
まるで、10代のころの私の夏と同じ。
いや、今年の方が…中途半端だったかも(汗)
みなさんは、
「タクシードライバー」という映画をご覧になったこと、ありますか?
「マーティン・スコセッシュ」という映画監督が撮った
(わたしにとっては忘れられない)傑作です。
初めて観たのは高校生の時でした。
ロバート・デニーロ―演じる主人公。
26歳の(トラビス)を見た時の恥かしさ。
でも、社会から認知されないうえに、
自意識だけが過剰に肥大化した怪物が憎めないのは変わりません。
10代半ばから社会人になり、30代になり…
娘が誕生するまでの数十年間は、トラビスのポスターが貼る部屋にいたせいでしょうか…
恥かしくなるぐらいの「自意識過剰」
銀幕いっぱいに自身の情けなさを見せられているようで…辛かったですね。
トラビスが発する、あの言葉。
〖俺の人生に必要なのは、きっかけだ〗
トラビスがすべてを覚悟の上で事を起こす、あのため息。
〖よく聞け、ボンクラども、もうこれ以上(俺は)我慢できない〗
何十回見ても、あの場面になれば…「涙」があふれてしまいます。
それは、50歳を超えた今でも変わりません。
正直に言うと「泣く理由」は、まったく違います。
ひょっとして、わたしには「あの頃の、覚悟はできないのかもしれない」
「もう、トラビスのような覚悟が無くなったのかもしれない」
確かに、ことを荒げないために
平気で頭をさげることもできるし、
ヘラヘラ愛想笑いも難しいことではなくなってきた。
でも、いざとなれば「覚悟」はできているのだろうか?
我慢できなくなれば、早急に動ける「準備」はできているだろうか?
…なんてことを考えながら
飽きもせず、今晩もまた『タクシードライバー』を観ながら寝落ちをするのでしょうね。
…で、こんな「私」が
≪不動産業…今、きびしい!今は、ガマン!≫で処方したのは…
「THE BOOM」の 『風になりたい』です。
なぜ?私がこの曲を推薦したのか?気になる方は、
ラジコのタイムフリー(1週間無料サービス)でも番組を聞いてください。
次回の『R45 ALL THAT “らじヲ”supported by Joshin』は、
2020年9月4日(金曜日)夜9時からお送りいたします。
来週も お付き合いのほど よろしくお願いいたします。
谷口「わー、わー、言うてます!」
柳田「お時間です!」
2人「さようなら!」 …(つづく)
