「SDGs」とは、世界が抱える様々なな課題を
2030年までに解決するため国連で話し合われた
17の国際目標のこと。
このコーナーでは、「SDGsの17の目標」を紹介しながら、関連する「最新ニュース」や「話題」を、皆さんと一緒に、考えています。
SDGsの、目標11は、「住み続けられるまちづくりを」
SDGsの、目標11は、
「住み続けられるまちづくりを」
現在も、世界の人口は増え続けていて、
その半数以上は「都市部で生活」しています。
2030年には、世界人口の6割が都市に居住する
と推定されています。
都市は、「財(お金、人材など)」や
「サービス」「交通手段」が効率的につかえるので、生活していく中で、利便性が高いですよね。
また「技術革新」や「経済成長」の
チャンスが広がっているので、誰もが、
そのチャンスを求めて、都市部へ移住してきます。
一方で、都市の生活が、しっかり管理されてい
なければ、生活の安全性や、
環境面での深刻な問題を引き起こし、都市部に生活する(特に)貧困層の生活が困難なもの
になる可能性があります。
なので、2030年までに、
世界中にある都市に住む、すべての人が、
●住むのに十分で安全な家に、
●安い値段で住むことができ、
●基本的なサービスが使えるようにして、
●都市の貧しい人びとが住む地域(スラム)の状況をよくする
…ということが、SDGsの
目標として掲げられています。
今週(木)、東日本大震災から10年。
日本に住む私たちは、これまで、災害に見舞われ、大きな損害をいくつも経験してきました。
阪神・淡路大震災や東日本大震災だけでなく、大きな被害をもたらした地震はいくつもあります。
それだけでなく、日本は大型台風や豪雨、洪水、土砂崩れと、たくさんの災害を経験して
、今、ここに至ります。
さらに、過去40年、人びとが「避難」や
「移住」をしなければならなくなるような自然災害の発生件数が大きく増えています。
では、「災害に強い街づくり」とは?
具体的には、
●河川やダムの決壊を防ぐために整備を進めること、
●大地震が起きても壊れにくい建物や、火災が広まりにくい建物を増やすこと、
●救急車や消防車が活動しやすいように道路などを整備することなど…。
このように設備や施設を整えることも重要ですが、それを使う人が「災害対策」や
「防災の意識」を持っていなければ、うまく活用できません。
最も重要なことは、それを使う人が災害に関する対策を理解し、防災の意識を高めることです。
… 私たちにできることはなんでしょうか?
キーワードは、
「予測力、予防力、対応力」
3/11をきっかけに、防災やSDGsの事も考えてみて下さい。