画像: 第30番札所「竹生島 宝厳寺」をご紹介しました

今週ご紹介したのは、”神の島”として昔からあがめられてきた琵琶湖にある竹生島の宝厳寺。お参りするには、船で約30~40分かかります。天候が悪いと欠航になることもあるので、注意が必要です。島には、民家は一軒もなく、宝厳寺と都久夫須麻神社が隣接しています。

724年(奈良時代)、天照大神の夢告を受けた聖武天皇が行基を遣わして、弁財天を祀るお堂を建てたそう。その翌年には観音堂の建立を発案し、その後、千手観音が安置されたと伝わっています。お寺のご本尊である“大弁才天”は、神奈川県の江ノ島や広島県の宮島と並ぶ「日本三弁才天」の一つで、その中でも最も古くに建立されたといわれています。60年に一度開帳される秘仏です(次回は2037年の予定)。

そして、西国札所のご本尊となっているのが、観音堂(重要文化財)に祀られている千手千眼観世音菩薩です。こちらも、60年に一度開帳される秘仏で、次回は2037年に開帳される予定です。

千手千眼観世音菩薩のご真言 『おん ばざら たらま きりく』

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