中国武漢での講談から始まりました。

玉秀斎は講談で「一般の人たちは今ある現状で精いっぱい頑張るしかない」ということを語りました。民主的な国家ではないという状況で頑張った人たちを。家から一歩も出ることができない状況においてどんな風に楽しみを見つけるか。絶望の中で夢や希望を持ち続けた人たちが、自由になった時に流す涙。

この講談において、廣田先生は「価値観の違い」を見出し、議論に発展していきました。

「ステイホーム中に楽しみを見出す」という話だったが、廣田先生は「ステイホーム自体が楽しいと感じる若者もいる」と感じていると話しました。ステイホームをすることによって「世の中に自分が貢献している」という楽しみもある。きっとそんな風に思っている若者も沢山いるはずだ。と。

とかく、私たちは「ステイホーム」にネガティヴなイメージを持っており、縛られていることへの嫌悪感を抱いてしまう方が多いのかもしれないなと思います。圧倒的に「早く終息してほしい」と願っている方が多いと思うからです。すると「ステイホーム」は「良くないこと」です。

その一方で「これがこれからのスタンダードになる」ということがあります。確実に「ステイホーム」は増えていくと思っています。「ステイホーム」に「良くない感覚」を抱く人は、おそらく「以前の状態」に戻ることをイメージしているのだと思います。しかし「以前の状態」に戻ることはない。違う未来へともう進んでいるとしたら、軌道修正できないところまで来ているとしたら、きっと私たちの想像できない未来が待っているのだと思います。

そして、その未来を作っていくのは「若者」であろうと考えられます。

「世の中に自分が貢献している」という楽しみを感じることができる人たちが、未来を作っていくのではないか。そういう考え方がスタンダードになっていくのではないか。そういうふうに考えることができるのかもしれません。

社会貢献の方法もいろいろですね。

表舞台で貢献する役も必要。名前は残らないけれど、表からは見えないけれど、裏の役割も必要。いろんな役割がある中で、どこでなら自分が輝けるか?を、若い世代には考えてみてほしいと思います。一人一人が「何かの役に立つ」ことで良い世の中に向かっていけるような気がします。

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