フランスの政治家。シャルル・ド・ゴール。
その名を冠した空港があることで耳にしたことがある人も多いはず。
第二次世界大戦でフランスが国家として失陥後、
ロンドンにロレーヌ十字の自由フランスを樹立し、レジスタンスと共闘。
臨時政府で最初の首相となり、フランス第五共和政で最初の大統領に就任しました。
フランス第五共和政の話をすると長くなるので、ここはスルーしておきます。

自分のことより、父から教わった「自由、平等、博愛」のために戦ったシャルル・ド・ゴール。
自分のためじゃないことに無茶苦茶がんばる人はやっぱり強いと廣田先生。
「自分のために頑張る」=「人のために頑張る」という行動のきっかけをつかむ。
自己実現は他者とともにじゃないと達成されない。
五代はお母さんの愛とお父さんの知識兄の真面目さによってはぐくまれた。
買って幸い、売って幸せ。という大坂商人の考え方の良さも五代は感じていたんじゃないか。
人を排除しては自分のためにはならない。そうでないと年取ってから弁護士はできない。

わかっているんです。わかっているのにできないことです。
いや、わかっていないのかもしれないですよね。
若い時、確かにこの仕事をやったらいくら、2本やったから倍もらえる。
お金のためだけに仕事をしてきて、でも、どこかのタイミングで「虚しさ」が心を支配します。

生きていくのに精いっぱいになったら自分のために動いてしまう。
飯を食っていけない時期があるから講談が語れるんだ。
知識を知恵にしないと講談は面白くない。
お金とか時間を自分のために使いたくなる。
乗り越えられるものは何もない、と苦労したら気づく。
苦しみの連続。
苦しみだけがリアリズムを図る基準。
苦しみを理解すると本当の人生が送れる。すると人のために生きられる。
楽しみを基準にすれば人のために生きられない。
苦しみを基準にしたら他者貢献に生きることができる。
人のために生きろ、ではわからない。楽しみを基準にしては他者貢献はできない。
苦しみこそ生きていく価値基準。
眠れない、痛い、苦しみはリアリズム。

苦しみは理解できます。人の苦しみも理解できます。
でも、それは苦しい時を過ごしてきたものだけの特権だと思います。
大事なのは「苦しみを理解する」という知識を、どう知恵として生かすか。
同じような苦しみを持つ人たちに知恵を持って貢献する。
・・・ことは、私にはまだできていないですね。

「ドイツに敗戦したフランス・ヴィシー政権を戦勝国に仕立て上げた腹黒さ。
エリートには腹黒い一面がある。」

エリート教育とは、エリートそのものを育てる教育ではない。
人の苦しみや悲しみを知識として得て、知恵に変える教育である。
その連鎖は受け継がれ、より良い世の中が作られていくはずだと感じたのです。

This article is a sponsored article by
''.