画像: 「老松」の太田侑馬さんをゲストにお迎えしました

今週は、お札所のご紹介をお休みしまして、京都から「有職菓子御調進所 老松」の太田侑馬さんをゲストにお迎えしました。お菓子の歴史や仏教との結びつきについて、職人さんの和菓子作りのアイディアなど、貴重なお話をしてくださいました。

それにしても、お菓子のはじまりが「非時具香菓(ときじくのかくのみ)」という橘の実だったとは驚きですね。また、職人さんが和菓子のアイデアを練る時に「和歌」からインスピレーションを得ているそうで、『伊勢物語』の有名な和歌「から衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ」のお話がありましたが、作者は「カキツバタ」の花を見て、「か」「き」「つ」「は」「た」を各句の頭に置いて、歌を詠んだと言われています。そんな歌を和菓子に昇華するというのも素敵ですよね。

番組では、西国のお札所のご紹介以外にも、毎月さまざまなジャンルでご活躍される方をゲストにお迎えしています。来月のゲストもお楽しみに~♪

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