1月16日（日）「シャーデー」をピックアップ♪

2022-01-16

STAFF @ oggi otto Music Shampoo

きょう魔法のシャンプーをしてくれるのは、UK出身の「シャーデー」。シャーデーは、ヴォーカルのシャーデー・アデュを中心とするバンド。アルバムジャケットもヴォーカルの彼女しか映っていないので、ソロシンガーだと思っている方も多いかもしれません。

メンバーは、キーボードのアンドリュー・ヘイル、ギターとサックスのスチュアート・マシューマン、ベースのポール・スペンサー・デンマンと、全員で4名。

1984年のデビュー以来、ヴォーカルシャーデー・アデュの魅惑的なアルトヴォイスと、ジャズやソウルを融合した都会的な音楽で愛され続けています。きょう、1月16日は、シャーデー・アデュの誕生日。彼女の誕生日を記念して彼らの特集をお送りします。

ON AIR LIST

1.Smooth Operator / sade
日本でシャーデーの人気に火をつけた曲『スムース・オペレーター』。シャーデーは、84年に1stアルバム『ダイアモンド・ライフ』がリリースされると、本国でも日本でも、アメリカでも大ヒットし、現象と言えるようなブームになります。そして彼らの快進撃は、翌年も続きます。

2.The Sweetest Taboo/ sade
85年に全英、全米ともに1位となった2ndアルバム『プロミス』から『スウィーテスト・タブー』をお届けしました。この曲もそうですが、歌詞のほとんどを彼女が手掛けています。『スウィーテスト・タブー』は、「毎日がクリスマス、毎晩が大晦日」と歌う
ハッピーなラヴソングですが、多くの曲は、恋の痛みや悲しみを歌ったものが多く、そこが女性の共感を呼んでいる理由なのかもしれません。

3.Soldier of Love / sade
彼らのオフィシャルサイトにこんな言葉があります。「私達は、伝えたいことがある時にレコードを作ります。売るための音楽をリリースすることに興味はありません」。シャーデーが、これまでにリリースしたオリジナルアルバムは、わずか６タイトル。およそ37年の活動で6枚です。その中から、今の時点で一番新しい作品となる2010年リリースのアルバム『ソルジャー・オブ・ラヴ』からタイトル曲をお送りしました。

4.Love is Stronger Than Pride / sade
シャーデーの根強い人気の理由は、オンリーワンの世界観が大きいと思います。そこに含まれる要素のひとつが、ヴォーカル・アデュのミステリアスな魅力。お父さんがナイジェリア人、お母さんがイギリス人というバイレイシャルで、ナイジェリアに生まれて、イギリスで育っています。音楽的なバックグラウンドとしてジャズ好きだったお父さんの影響から、ビリー・ホリデイ、アレサ・フランクリン、オーティス・レディングといった古いジャズやR&Bを聴いて育ったと言います。シャーデーの音楽は、今では若いアーティストに影響を与えていて、ライヴなどでカヴァーする人もいます。あのローリン・ヒルがライヴでカヴァーしたことがあるという『ラヴ・イズ・ストロンガー・ザン・プライド』をお届けしました。

5.Kiss of Life / sade
シャーデーは、シングルよりもアルバムがヒットするタイプのバンドです。だから、SNSきっかけでリバイバルヒットするようなことはなかなかありませんが、決して売るための作品を作らないというポリシーと、それにもとづいた生演奏中心の音楽作り、そこに色あせない魅力の理由があるのではないでしょうか。久しぶりのアーティスト特集。最後に92年のアルバム『ラヴ・デラックス』から『キス・オブ・ライフ』をお届けしました。

6. 永遠の針 /　chay

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