画像: 第14番札所「長等山 園城寺」(三井寺)をご紹介しました!

686年、壬申の乱に敗れた大友皇子の息子、与多王が父の霊を弔うために田園城邑を寄進して寺を創建し、天武天皇から「園城」という勅額を賜ったと伝えられています。

天智天皇・天武天皇・持統天皇という3人の天皇の産湯に使われたという湧き水があり「御井の寺」と呼ばれていました。その後、智証大師円珍が、密教の三部灌頂に霊泉を用いたことから「三井寺」と呼ばれるようになったそうです。このご霊泉は、現在も「閼伽井屋」から湧き出ています。

西国札所のご本尊は、境内南の高台にある「観音堂」にいらっしゃる「如意輪観音坐像」。円珍が香木に刻んだと伝わる一面六臂の寄木造で、国の重要文化財に指定されています。秘仏で33年に一度ご開帳されます。

如意輪観世音菩薩のご真言「おん はどま しんだまに じばら うん」

※拝観についてや行事予定などは、変更される場合があります。ご参拝の前に、札所WEBサイトなどで最新情報をご確認ください。

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