各大学の未来に繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」

今回は先週に引き続き
京都大学工学研究科 修士課程 2年の
古閑あすかさんにダムや堤防のみに頼らない洪水対策についてお話しを伺いました!

画像1: 6/26(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

近年の洪水被害の多くは「気候変動によって想定外の豪雨が発生したこと」だと広く認識されていますが、被害が拡大したもう一つの原因は、「いままでに浸水した地域に多くの人が住んでいたこと」だと考えられているそうです。

そのため対策のひとつとして「危険な場所に人を住まわせないようにする事」「危険な場所の土地利用を工夫する事」が重要になってくとのこと!

「それぞれの地域の特徴を踏まえた上で、無理のない範囲で、災害にも強いまちづくりを行っていくことが重要だと思います!
例えばドイツの港町であるハンブルクでは、川沿いの土地は、駐車場や遊歩道、鉄道駅といった住宅以外の土地として利用することで、危険な地域に住む人を減らすための工夫を行っています。更に、近隣に住宅やアパートを建てる場合は1階部分を駐車場などにするように決めています.一見、制限の多い使い方ですが、まち全体を「おしゃれな水辺のまち」としてデザインすることで、窮屈でなく災害にも強いまちづくりを実現しています。」

このように、土地利用の工夫で、気候変動の状況下でも安全に暮らせる都市を実現し、持続可能なまちづくりに繋げていくことができるそうです!

画像2: 6/26(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

古閑さんの所属する研究室では持続可能な都市の実現を目指し、
将来様々なまちづくり政策を実施した際に、どれくらい危険な地域に住む人の数が変化するのかをコンピュータ上で計算できるツールを開発しているそうで
このようなツールを将来普及させ、後悔しない街づくりに貢献するため、
日々研究に取り組まれているそうです!

2週間に渡り京都大学工学研究科 修士課程 2年の
古閑あすかさんに登場頂きお話をお聞きしました!
ぜひ、この研究を通してよりよく安全で、持続可能な暮らしを実現していただきたいです!

画像3: 6/26(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

番組の情報や収録の模様は、FM大阪のツイッターでアップされています。
是非チェックしてください。
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今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます。
ぜひチェックしてください!
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「マクセル meets カレッジナレッジ」
次回もお楽しみに!

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