この時間は、『SARAYA FLAP』。谷口キヨコがお伝えします。
「SDGs」とは、世界が抱える様々な課題を、
2030年までに解決するための17の国際目標のこと。
『SARAYA FLAP』では、「SDGsの17の目標」を紹介しながら、
関連する「最新ニュース」や「話題」を、皆さんと一緒に、考えています
毎週火曜日のプレゼント
サラヤさんからのプレゼントは・・・SDGsに貢献している商品
- 環境に配慮した「ヤシノミ洗剤」
- 健康に配慮した「ラカントS 顆粒」
- 衛生に配慮した「アルソフト 携帯用 手指消毒ローション」
…をセットにした「サラヤ3点セット」を3名様に
ボルネオ島の取材を振り返る
このコーナーのBGMを作ってくれたのは…押尾コータローさん。
過去、サラヤが行っている、マレーシア・ボルネオ島の「環境保全プロジェクト」を
取材&レポートしてくれたことがご縁で、テーマソングを作ってくださいました。
私も3度、取材に行きました。
押尾さん以外にも、相川七瀬さん、杏子さん、奥華子さん、植村花菜さん、
浜端ヨウヘイさんなどのミュージシャンも、取材&レポートを行ってくれました。
ここ数年は、コロナ禍などで、渡航が制限されたこともあって、
ボルネオ島の取材が出来なくなっているのが残念なんですが…
今週から何回かに渡って、ボルネオ島の取材を振り返って見たいと思います。
サラヤがなぜボルネオ島の環境保全をサポートしているのか?
「ヤシノミ洗剤」は、1970年代、石油系洗剤による水質汚染が社会問題となる中、
環境にやさしい植物原料を用いた「植物系洗剤の先駆け」として誕生しました。
ヤシノミ洗剤は、「ヤシ油」と「パーム核油」を混ぜて作られています。
「パーム核油」とは、
パーム油を製造した後の「絞りカスに残る種子」から採られた油。
(めちゃエコ。ここおぼえといて↑)
「パーム油」は『固めても溶かしても使える万能な油』
ポテトチップスやカップラーメン、フライドポテトを揚げるのに使われていたり、
マーガリン、チョコレート、アイスクリームなどにも使われています。
しかし近年、世界の食用需要の増加などによって「パーム油」の生産量が増えたことで、
生産国では、熱帯雨林を伐採して
「パーム油」のプランテーション(農場)を拡大しています。
このことが、さまざまな環境問題・社会問題を引き起こしています。
マレーシア・ボルネオ島も、生産国のひとつです。
アブラヤシ農園の拡大によって、ゾウが生息地を追われたり…
オランウータンが、分断された森に隔離されたり…
多様な生物が住む熱帯雨林が、開発で失われたり…という問題が起こっているんです
サラヤのヤシノミ洗剤は、
パーム油を製造した後の「絞りカスに残る種子」からとれる
「パーム核油」をつかって作られていますが…
この問題に目を向けて、出来ることから少しずつでも取り組んでいこう…ということで、
各種団体と協力し、2004年よりボルネオ島の環境保全を行っています。
翌年、2005年にスタートしたLOVE FLAPが、
このことをサラヤの社長にインタビューしたことがきっかけで、このコーナーが始まった…というわけ。
ボルネオ島の問題を知ったサラヤは、
「ヤシノミシリーズ」の製品の売上げの1%を寄付することで、
ボルネオ島の環境保全のサポートを始めたんです。
ボルネオ島の環境保全は、SDGsの様々な目標とも合致しますが、特に、
15番目の目標である、陸の豊かさも守ろう や
13番目の目標の、気候変動に具体的な対策を などを解決していくことが
ボルネオ島の環境/地球環境を守ることにもつながっていきます。
来週以降は、私が体験した「ボルネオ取材」を振り返りつつ
お話ししていきたいと思います。