画像: 第24番札所「紫雲山 中山寺」をご紹介しました

1,400年ほど前、推古天皇の時代に、聖徳太子が建立した日本最初の観音霊場だと伝わっています。平安時代初期に編纂された『続日本紀』にも名前が載っており、奈良時代には、高野山や比叡山に匹敵する大寺院だったそうです。その後、何度も兵火や天災に見舞われましたが、源氏や豊臣家、徳川家などの信仰と寄進により、現在の伽藍が整えられました。

ご本尊は「十一面観世音菩薩立像」(平安時代・重要文化財)で、毎月18日に御開帳されます。インドの王妃・シューリーマーラー、勝鬘夫人が女人救済の誓願を立て、自らを模して刻まれた三国伝来の尊像と伝えられています。

花山法皇が石の唐櫃から宝印を見つけ出し、西国三十三所を再興させた地でもある「中山寺」。来年4月15日には、西国三十三所草創1300年記念事業の結願大法会が行われる予定です。

十一面観世音菩薩のご真言『おん まきゃろにきゃそわか』

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