画像: 第25番「御嶽山 播州清水寺」をご紹介しました

兵庫県加東市にある「播州清水寺」は、標高552mの御岳山山上にあります。
約1800年前、古代インドからやってきた法道仙人が、この地にとどまり、鎮護国家を祈願したのが始まりとされています。この地は水に不自由だったことから、法道仙人が水神に祈願したところ、たちまち霊水が湧き出たんだそう。このことから「清水寺」と命名されました。第16番の「清水寺」と区別して「播州清水寺」と呼ばれています。

627年に推古天皇の勅願により、お寺の本堂となる「根本中堂」が建立されました。ご本尊は、法道仙人が刻んだ一刀三礼の秘仏「十一面観世音菩薩」。30年に一度、ご開帳されています。播州清水寺は、1913年(大正2)に火災のためお堂が焼失してしまいましたが、ご本尊は自ら避難したという逸話も残っています。

札所本尊は「十一面千手観世音菩薩」で、聖武天皇の勅願により725年に行基が建立した「大講堂」に祀られています。常時開帳されており、脇侍には、地蔵菩薩と毘沙門天が祀られています。根本中堂と同じく大講堂も1913年の火災で焼失し、1917年に再建されたものです。納経やお守り・お札の授与も大講堂で行われています。

十一面千手観世音菩薩のご真言『おん ばさら だるま きり(く) そわか』

ゴールデンウィークは札所巡礼へお出かけください

★奈良「興福寺」
国宝「北円堂」特別開扉 5月7日(日)まで

★滋賀「石山寺」・「三井寺」
5月21日(日)まで「あお若葉の競演」を共同開催中。
「石山寺」では、特別公開となる「光堂」にて三尊の特別公開やボランティアガイドツアー、
「三井寺」では「百体観音春期特別拝観」を行っています。

★兵庫「圓教寺」
5月3日~5日「書写山 新緑まつり」を開催。
国指定の重要文化財が特別公開されるほか、食堂では「チームラボ 圓教寺 認知上の存在」も開催中。

★兵庫「一乗寺」
5月3日~8日まで「法華の花まつり」開催。本祭は5月8日(月)です。

★京都「松尾寺」
5月7日(日)・8日(月)「卯月八日」法要
※8日正午から大師堂にて、国の重要無形民俗文化財「仏舞」奉納
また、5月21日(日)まで「宝物殿」春季展観も開催中。

※詳しくは、各札所のWEBサイトやSNSなどをご確認ください。

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