「SDGs」とは、世界が抱える様々な課題を、
2030年までに解決するための17の国際目標のこと。
『SARAYA FLAP』では、「SDGsの17の目標」を紹介しながら、
関連する「最新ニュース」や「話題」を、皆さんと一緒に、考えています
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今週の話題は…アップサイクル・リサイクル
リサイクル…は、みなさんわかりますよね?
人間から排出された資源(やエネルギー)を再度回収して利用すること。
サミットが開催された広島の名産=牡蠣!
(サミットでは2日目:社交夕食会で、牡蠣を使った前菜が提供されました)
アメリカ・ニューヨークでも、牡蠣=オイスターは名物なんですが…
食べたあとに大量に残ってしまうのは「牡蠣の殻」。
この「殻」をリサイクルするプロジェクトが、NYで9年前から行われています。
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NYのレストランには、「貝殻専用の回収ボックス」があって
週に「およそ4トンの殻」が、市内の飲食店などから集められます。
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その貝殻の行き先は、自由の女神からも近い「マンハッタンの南の端の島」。
この一帯は、かつて「オイスターアイランド=牡蠣の島」と呼ばれ、
牡蠣の産地として知られていましたが、
最近では水質の悪化で、牡蠣がほとんどとれなくなってしまいました。
そこで、多様な生態系を取り戻すため、NPOと地元の学校が立ち上げたのが
「ビリオン・オイスター・プロジェクト」。
ニューヨークの海に10億の牡蠣をよみがえらせよう!という取り組みです。
貝殻は1年間にさらし、
きれいな状態で育つように、ボランティアが洗浄して海へ戻します。
※レストランなど100以上の団体もこの活動に賛同していて、のべ1万人以上の地元学生も参加しています。
●貝殻は、ケージなどに入れて海に投入、
牡蠣などのが宿りやすくするために「人工の岩礁」をつくります。
●そこで牡蠣が育つと…成熟した牡蠣は、
1匹で、1日200リットル弱の水をろ過する働きがあるといわれています。
つまり、牡蠣が増えると海がきれいになるんです。
もうひとつ、アップサイクルの話題…
今回は廃棄されるものを新たに生まれ変わらせるのが「アップサイクル」
コロナの5類引き下げで、大量に廃棄されているものがあります。
「アクリル板」です。
アクリルの9割以上が焼却処理され、リサイクル率は1割以下とみられています。
※プラスチックの廃棄物のうち25%が再生利用か、原料に戻されてる(ケミカルリサイクル)
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コロナの収束を見越して、回収を行い「アップサイクル」を行っている企業もたくさん。
●アイドルなどの「アクリルスタンド」に活用
●公共交通機関の「案内表示板」に活用
●透明なレールをビー玉が転がる「コースターのおもちゃ」に活用
●「額縁の表面カバー」として活用
●端材を組み合わせた「アップサイクルジュエリー」に活用などなど