「トレンドラボ」のコーナー、水曜日のテーマは「ヘルスケア」です。
第1週 水曜日のテーマは「薬膳」。
薬膳料理家の大原レミさんに、おうちでできる”薬膳レシピ”を紹介していただきます。
今回のレシピは・・・
「夏の赤いスムージー」です!

画像: 8月2日(水)「トレンドラボ」…大原レミさんの薬膳レシピ‼

8月の薬膳のおはなしと食材について

本格的な夏の到来を感じる8月、1年でもっとも暑い季節がやって来ました。
この時期は、とにかく熱を冷まし暑さを取り除いていく養生が大切です。
大量の汗をかくことで脱水症状をおこして熱中症になったり、
あまりの暑さで食欲が出ずに体力を消耗してしまうことも多いですよね。

暑気と湿気は胃腸を弱らせてしまいます。
そんな時は冷たい飲み物や油っこい食事は避けたいところです。
しっかりとエアコンの効いた部屋では、
思ってるより胃腸が冷え切ってしまっていることも多いので、
氷の入った飲み物ではなく、なるべく常温または温かいものを飲むことも大切です。

夏バテで食欲のないときには、栄養補給にぴったりの米麹甘酒がおすすめです。
甘酒は「飲む点滴」や「飲む美容液」とも言われるほど、
疲労回復や美肌に効果があるとされています。
米麹を使った甘酒は、温性なので、空調で冷えすぎた体にちょうど良い食材です。

甘酒には酒粕をつかったものもありますが、こちらは微量のアルコールを含み、
砂糖が加えられていて、効能も少しちがいます。
「飲む点滴」と言われているのは米麹を使った甘酒で、
お子さまや妊婦さんにもこちらはおすすめです。

夏が旬のスイカには、体液を補い、不要な水分を尿で排出するはたらきがあります。
暑さで体がほてり、大量の汗をかいてのどが渇いたり、
尿量が減ったり色が濃くなるときに、特におすすめです。 
余談ですが、二日酔いのときにもスイカはおすすめで、
体内の熱や酒の毒を排出するのにもすぐれています。 

また、夏野菜代表ともいわれるトマトは体の熱を冷ましてのどの渇きをうるおし、
胃腸のはたらきを良くして消化力を高めるので、
夏バテなどで食欲がないときにも積極的に摂りたい食材です。
しっかりパワーチャージして、暑さに負けない体をつくり、
夏を楽しく乗り切りましょう!

夏の赤いスムージーの作り方♪

画像: 夏の赤いスムージーの作り方♪

【材料;グラスおよそ2杯分】
スイカ…200g 米麹甘酒…100ml トマトジュース…100ml

【作り方】
① スイカは種を取り除き、ひと口大に切る。
② あればミキサーにスイカ・米麹甘酒・トマトジュースを入れて
 なめらかになるまで撹拌する。
③ グラスに注ぐ。

【ポイント!】
◎ミキサーがなければ、スイカをフォークなどでつぶしてグラスに入れ、
 米麹甘酒とトマトジュースを加えてよく混ぜ合わせればOKです。
◎トマトジュースのかわりに生のトマトでももちろんOKです。
その場合は、皮は湯むきしておくと口当たりがなめらかに仕上がります

薬膳料理家 大原レミさんについて…

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