各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。
今月は兵庫県姫路市にあります“兵庫県立大学 姫路環境人間キャンパス”
におじゃましています!
お話を伺うのは
兵庫県立大学
環境人間学部 4年
林 尊人さんです!
先週までは、小学生へ向けた SDGs 授業について伺いましたが、
他にも地元企業と協力した取り組みも行われているそうですね。
こちらは“Meat Lovers”を立ち上げるきっかけとなったゼミでの活動の一環ですが、
まず、それぞれのグループに分かれて大学のある地元企業6社を訪問し、
事務所や工場を見学、SDGs への取り組みのヒアリング調査をさせていただきました。
その内容を踏まえ、ワークライフバランス、ジェンダー平等、再生可能エネルギーの確保など、
複数の SDGs 目標を達成するためのアイデアを提案しました。
企業へ向けた SDGs の提案ですか!
小学生への授業とは正反対のまた違った緊張感がありそうですね。
中でも僕たちは、“ヒガシマル醤油”さんという企業に訪問をして、まず、企業調査を行いました。
その後、企業の方とのヒアリングを通して、さらにヒガシマル醤油さんへの理解を深めました。
醤油を作る際にでる、醤油粕を肥料として再利用していること、
うす口醤油はだしで割るので減塩につながることを学びました。
健康寿命延伸も、SDGs の大切な課題ですよね。
そこで、NPO や大学と連携して、ゴミを減らすためのボトルの軽量化、
また、健康を意識した消費者に向けるため減塩のうす口醤油に“〇%減塩”
という表示を入れることやご当地スープの開発、
また、先日同じ団体の池山からもご紹介したような、食育イベントの実施も提案しました。
提案を受けた“ヒガシマル醤油”さんの反応はいかがでしたか?
ラベル表示との兼ね合いがあるため、ボトルの軽量化は難しいとのことでしたが、 そのほかの提案や食育イベントの実施に関しては、前向きに検討すると回答いただきました。
小学生へ向けた SDGs 授業とのつながりも生み出せそうですよね。
そして、林さんと先日お話を伺った池山さんのお2人は、4年生ということですが、
この活動は今後どうなるんでしょうか?
はい、僕たちは 4 年生ということで、活動の中心から離れますが、
今後は、後輩たちに引き継いで活動を続けてもらいたいと考えています。
林さんたちが始められた活動が、地域に根ざした取り組みとして広がるといいですよね。