「SDGs」とは、世界が抱える様々な課題を、
2030年までに解決するための17の国際目標のこと。
『SARAYA FLAP』では、「SDGsの17の目標」を紹介しながら、
関連する「最新ニュース」や「話題」を、皆さんと一緒に考えています
毎週火曜日のプレゼント
今週も、サラヤさんからのプレゼントは・・・
環境に配慮したサラヤ「ヤシノミ洗剤」
健康に配慮した「ラカントS 顆粒」
衛生に配慮した「アルソフト 手指消毒ローション」3点をセットにして3名様に
先週は、川崎鷹也さんを迎えてのトーク&ライブイベント
川崎鷹也のボルネオ体験記〜SDGs FLAP supported by SARAYAが開催されました。
このイベントの模様の一部は、FM OSAKA/Sunday Specialとして、
5月12日(日)19:00〜O.A.されますのでお楽しみに。
高校生が最優秀賞を獲得!
今日は、昨年8月にボルネオを訪れた高校生がJICAのエッセイコンテストで
最優秀賞を獲得!という話題です。
受賞したのは、松山東高校の兼頭玄(かねとうはじめ)さん
彼は、愛媛県・瀬戸内海にある離島、弓削島(ゆげしま)の出身で、
松山と弓削島、アメリカ、インドを結んで、約50人の学生が参加する
「熱帯雨林の保全」をテーマにしたイベントを企画したそうです。
その際に、インドの高校生が語った言葉が印象的だったそうです。
「地域には生活がある。森林開発を否定しても問題は解決しない。」
この言葉を聞いて、
自分は物事の一面だけしか見ていないのではないか?
開発途上国の実態をこの目で確かめたい。と、ボルネオ取材に出かけます。
以下、彼の文章を抜粋して紹介します。
地平の果てまで油ヤシ農園が広がる光景に衝撃を受けた。写真で見た以上だ。
実際パーム油の需要は伸び続け開発も拡大している。
住民はどう思っているのか?疑問をぶつけた。
「生活は良くなった。油ヤシ農園は欠かせない。」
一方で「森は大切。小さい頃から森の恩恵を受けてきた。」とも言う。
矛盾しているがそれこそが真実だと感じた。
ボルネオでは、開発側の農園事業者が実施する「植林活動」や、
分断された森林を繋いで動物を保護する「緑の回廊作り」の現場も見た。
一見矛盾だったり、焼け石に水だったりのようでも、
これこそ人間の可能性だと僕は気づいた。
人間は他者の感情を想像したり、未来を推量したりすることのできる
唯一の動物だという。その力で争い合ったり絶望したりもする。
だが我々は同じ力で、他者を思いやることができ、未来に希望を持つことができるのだ。
一方的な価値観を押し付けるのでなく、対話を重ね互いの立場を思いやって
一緒に未来への解決策を探ることができる。
人間の良心を信じ、仲間を信じ、未来を信じよう。