毎週月曜日にお届けする「オオサカマンスリージャーニー」。
大阪府内の市町村をひとつ取り上げ、1ヶ月にわたって深掘り。ゲストを招いて、DJの”おまり”こと三浦茉莉がインタビューします。ユニークなイベントやその町特有の取り組み、特産品など、町の魅力を幅広く発信するコーナーです。
7月にご紹介するのは寝屋川市!
寝屋川市は大阪府の東北部、淀川左岸に位置し、自然環境や歴史的風景にも恵まれており、
大阪の中心部からは約15㎞、京都の中心部からは約35㎞の距離にあります。
JRや京阪電車が走り、大阪や京都への交通のアクセスが良く、ベッドタウンとして発展してきた人口22万人の中核市です。
7月ラストは寝屋川市長にお越しいただきました!
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おまり:今日は寝屋川市長 広瀬慶輔さんをスタジオにお招きしました。市長よろしくお願いします。
広瀬市長:よろしくお願いします。
おまり:市長直々に出ていただくなんて、感激でございます。
広瀬市長:こちらこそ光栄でございます。
おまり:今日は暑くなかったですか?
広瀬市長:めちゃくちゃ暑かったですね。
おまり:暑いなか、ありがとうございます。今月は寝屋川市をピックアップしてきましたがあらためて、広瀬市長から見た寝屋川市の魅力を教えてください。
広瀬市長:今、寝屋川市は若い子育て世代のみなさまに選ばれる街になるため、さまざまな取組を、スピード感を持って進めさせていただいています。たとえば、いじめ対策。子どもさん向けに安心して学べる環境をつくることで、若い世代に来ていただけるんじゃなかと、独自の政策を進めてきました。これが全国から注目されていて、何十もの自治体から視察に来られました。具体的には、寝屋川の小学校4年生から中学校3年生までの6年間、週1回のディベートの授業を設けています。欧米では普通にある授業なんですけどね。
おまり:ありますね。
広瀬市長:そんな授業を設けて、安心して学べて、寝屋川でしかできない教育を提案させていただいて、選ばれる街になっていこうとして進めています。
おまり:今、聞いているだけでもすごく興味がわいたんですが、たとえば、あまりなかったと思うんですが、いじめ対策って具体的にどんなものか教えてもらっていいですか?
広瀬市長:今までは学校や教育委員会でいじめの対応をしていましたが、それもやりつつ、我々直轄の部署・いじめ専門の監察課が介入していくことで学校の現場では解決がむずかしかったところを解決していく、そんな仕組みをつくっています。
おまり:それは親御さんたちにとってもすごく安心材料になりますし、子どもたちにとっても恐れずに学校生活をおくれることにつながりますね。
広瀬市長:そうですね。やっぱり教育の内容と安心して学ぶことができる環境は、子育て世代の方にとってすごく重要だと思います。実は10年ほど前、寝屋川市は消滅可能性自治体に選ばれてしまったんですが、ここ数年で人口が変わりまして、おかげさまで十年ぶりに消滅可能性自治体から脱出することができたんです。
おまり:すごい、すばらしい!
広瀬市長:ありがとうございます。
おまり:ものすごい実績を残されましたね。
広瀬市長:いえいえ、みなさまのおかげですね。着実に進めていきたいと思います。
おまり:あとディベート?私、海外留学を経験していて、そういうのが当たり前でしたが、日本ではめちゃくちゃめずらしくないですか?
広瀬市長:市内の学校すべてがディベートの授業をするという自治体は全国的にみてもないんじゃないですかね。
おまり:日本人って「私もそう思います」の世界じゃないですか。そんななかディベートの授業が週に1回あるなんて画期的ですね。みなさんの反応は?慣れてきましたか?
広瀬市長:かなりの高評価で、学校の先生にアンケートをとると教職員の98%の方がディベートは効果があるということで、他の授業にも活用していくべきだとご意見をいただいています。保護者のみなさんからも、子どもが変わってきたというご意見をいただいていますね。
年に1回、学校対抗の選抜でD1グランプリという大会をしています。それぞれの学校の違いをディベートしてもらって、腕試しをできる大会で、寝屋川市で開催しています。
おまり:すごいですね。私、小学生か中学生のとき、ディベート大会に参加したことがあるんです。ほかの人がディベートしているのを聞くのも好きだし、自分が参加して言い負かすわけじゃなけど、相手を論破する大事さ、すごく感じていたので、うちの息子や娘にも体験させたいなと思います。自己主張、大切になりますからね。
広瀬市長:これからの国際化社会に向けて、自分の考えをしっかり持てる子どもを育てていくことで寝屋川の子どもたちの個性をつくっていけたらと思っています。
おまり:そんな魅力いっぱいの寝屋川市なんですが、この「マンスリージャーニー」でご紹介したのは1週目が「ねやがわプールズ」通称「ねやプー」、これ楽しみですね。
2週目がすごくきれいなカフェが入った最先端の「寝屋川市立中央図書館」、3週目が長く寝屋川で愛されているケーキと紅茶のお店「カフェ・ティコラッテ」。
4週目が「寝屋川まつり2024」で、先週実行委員会の方々に来ていただいたのですが、8月24日(土)、25日(日)の両日で五万人の来場者を目指しているとお話されていました。かなり大規模なお祭りですが、どんな気持ちですか?
広瀬市長:寝屋川の夏の風物詩で、本当に多くの市民の方が集まっていただいて、老若男女が楽しんでいただける一大行事です。多くの市民の方にお越しいただきたいですし、市外の方にもぜひ寝屋川にどんなところか知っていただくには、寝屋川まつりに来ていただくと雰囲気がわかっていただけると思います。
おまり:そうですよね。「ねやプー」もいっぱいバルーンのアトラクションが出るじゃないですか。ああいうのってなかなかないので、私も楽しみで、子どもを連れて行こうと思っています。すごいですよね、アイデアが。スケールが大きいですし。
広瀬市長:寝屋川は市民プールがないんです。それに変わるアトラクションを用意して、こどもたちの思い出に残る夏にしたいと思っています。
今後は「ねやプー」がある南寝屋川公園を大幅にリニューアルして、北河内・大阪を代表するキッズパークにしていきたいなと。みなさんに注目してもらうためにも、こんなイベントを企画しました。
おまり:「ねやプー」にしても、「寝屋川まつり」にしても、夏の大きな思い出になりそうですね。寝屋川以外からも夏をきっかけに思い出をつくりをしに訪れて欲しいですよね。
広瀬市長:そうですね。民間のプールは、小さなお子さんが楽しめるエリアは実は広くない。でも「ねやプー」は乳幼児から小学生までの小さなお子さんが楽しんでもらうためのプールなので料金もお安いですし、寝屋川のお試しに一度お越しいただけたら。
おまり:私が「ねやプー」のすごくいいなと思ったところは、ちゃんと時間が区切られているので、ダラダラと朝から夕方まで子どもに付き合わされるんじゃなくて、ガッと遊んで、ガッと連れて帰るのが可能なので、めちゃめちゃいいなと思っております。
では、あらためになりますがスケジュールについて。
「ねやプー」が8月3日(土曜日)~8月12日(月曜・祝日)の10日間の開催で、場所は南寝屋川公園です。こちらまだ予約は可能ですよね?
広瀬市長:はい、大丈夫です。
おまり:「第47回 寝屋川まつり2024」は8月24日(土曜日)、25日(日曜日)、開催時間は1日目が16時から21時、2日目が15時から21時。場所は打上川治水緑地となります。
先週、実行委員会の方が花火じゃなくて光の演出をすごく気合を入れて語ってくださったんですが、これはこだわりが?
広瀬市長:本当はね、花火を打ち上げたいんですが、住宅街のなかでなかなか上げられないので、花火を楽しんでもらいながら、それを補完する形で光の演出をしっかりやらせていただいて、通常の花火大会とは違う楽しみ方をしてもらえるんじゃないかと思います。
おまり:あらためて、いろんなイベントが目白押しで、この夏は寝屋川がすごく楽しくなりそうですが、今、どんな気持ちですか?
広瀬市長:今、寝屋川市はブランド戦略を含めて、街のコンセプトをガラリと入れ替えて、街全体をまるっとリノベーションしようと言っているんですけど、街全体の在り方を変えていこうと。ひとつひとつのイベントをしっかり考えて準備して魅力的にしていくことで、寝屋川のイメージが変わっていくんじゃないかなと思っています。施策も公共施設もそうですし、こういったイベントにも力を入れて、しっかりとしたおもしろい街が作っていけるんじゃなかと思っています。
おまり:こうやってお話していると、広瀬市長が止まらない感じがしますね。どんどんどんどん新しいことを取り入れようとしていて、前に進もうという、先を見て動いてらっしゃるのがわかるなぁと。忙しくないですか?
広瀬市長:おかげさまで(笑)。この週末もお祭りや盆踊りへ20か所くらい行きました。大変ですけどね、市民のみなさんが喜んでいただけるのが肌で感じられるので、やりがいもあります。しっかり考えて作り込むと市民のみなさんがしっかり喜んで反応してくださるのを体感できるのが、我々の仕事の醍醐味ですね。
おまり:お話もすごく上手ですし、目もキラキラしてますし、ツヤツヤしていて、こんな市長がいる街に住みたいなと思いました。
広瀬市長:いつかぜひ(笑)、お待ちしております。
おまり:「ねやプー」も図書館も行かせてもらいます。それでは最後に広瀬市長からリスナーの皆さんへメッセージ、よろしくお願いします。
広瀬市長:みなさん寝屋川市にはいろんなイメージがあると思いますが、今、政策面、公共施設面、各種イベント、寝屋川でしかできない、おもしろみのある一風変わったものを用意させてもらっています。一度どんなところでもいいので、施設でもイベントでも構わないので、ぜひ一度、寝屋川にお越しいただいて、寝屋川の変わりっぷりを体感していただけたらと思います。
おまり:なるほど。寝屋川は進化している感じがしますね。この夏をきっかけに寝屋川市デビューしてみませんかといった感じですね。
広瀬市長:そうですね。
おまり:今日は寝屋川市長でいらっしゃいます広瀬慶輔さんをスタジオにお迎えしました。本当にありがとうございました。
広瀬市長:ありがとうございました。
おまり:先ほどのお話の中にもありましたが、寝屋川市では夏のイベント「ねやがわプールズ」、通称:ねやプーを南寝屋川公園で今週末8月3日(土曜日)~8月12日(月曜・祝日)の10日間、開催します。3歳から小学生までのお子様が楽しめる、スライダーやプールが特設されます。こちらの利用には事前予約が必要ですので、詳しくは「ねやがわプールズ」の特設サイトをチェックしてくださいね。
▼ねやがわプールズ
https://neyagawa-pools.eventos.tokyo/web/portal/851/event/9319