毎週月曜日にお届けする「オオサカマンスリージャーニー」。

大阪府内の市町村をひとつ取り上げ、1ヶ月にわたって深掘り。ゲストを招いて、DJの”おまり”こと三浦茉莉がインタビューします。ユニークなイベントやその町特有の取り組み、特産品など、町の魅力を幅広く発信するコーナーです。

今月ご紹介するのは…豊中市!

大阪府の北に位置し、東は吹田市、西は兵庫県尼崎市と伊丹市、北は池田市と箕面市に接していて、その立地から千里ニュータウンなど、大阪市のベッドダウンとしての開発が進められてきました。

平成24年には中核市に移行し、教育文化都市として力を入れています。市内には阪急電鉄・北大阪急行電鉄・大阪モノレールの3本の鉄道が走り、交通の便が良く、また伊丹市と池田市を境にして大阪国際空港があり、空の玄関都市としても機能しています。

10月2週目の今日は今週末に開催される「豊中まつり」についてご紹介します。

画像: 10月14日(月)マンスリージャーニー@豊中市②

おまり:今日は今週末の土曜・日曜に開催される「豊中まつり2024」をご紹介します。豊中まつりを支える沖縄音舞台の谷口純一さんをスタジオにお迎えしました。谷口さん、よろしくお願いいたします。

谷口さん:よろしくお願いいたします。

おまり:緊張してますか?どうですか?

谷口さん:緊張するかと思ったけど、しないですね。

おまり:いい感じですね。楽しくおしゃべりしていていけたらと思います。よろしくお願いします。まず、豊中まつりについて教えてください。

谷口さん:豊中まつりの前身は1951年に誕生した豊中商工祭というものです。僕がまだ生まれてない時代です。1968年に名前を変え、豊中まつりの歴史がスタートしました。毎年8月に開催され、夏を彩る風物詩として定着しきたんですが……。三浦さん、1995年は何があったか覚えてますか?

おまり:1995年…阪神淡路大震災ですね。

谷口さん:そうです。これによって初めて中止を考えました。豊中市も大変な被害があったので。ただ市民の元気やかt九力のためにがんばろうと開催しました。

おまり:あの年に開催したんですね。

谷口さん:そうなんですよ。それから市民の主体感がより高まっていきました。さらに1997年に兄弟都市・沖縄市との提携イベントがスタートしました。この時期から現在の開催場所である豊島(てしま)公園へ移り、年々さまざまな取り組みにより変貌を遂げ、ここ数年で一番大勢がきた2021年は来場者が20万人を超えました。「人と文化がふれあうまつり」をテーマに掲げ、いつも「ただいま」といえる場所、これが豊中まつりです。

おまり:うわ~、20万人はすごい規模ですね。

谷口さん:はい、大変でした。熱中症のお客さんが出たときのために救護隊もいました。でもみなさん水分補給をしていただいて、体調を崩した方は1名だけ。そういった意味では大変でしたが、お祭り自体は楽しかったですね。

おまり:今年は開催日時、これまでと変わったんですよね。(気候的に)いい時期に開催されますね。

谷口さん:そうですね。今年2024年は10月19日と20日に開催。両日12時〜21時30分まで。場所は毎年と変わらず豊島公園です。

おまり:今年は豊中市・沖縄市兄弟都市提携50周年記念の節目にふさわしい豪華で楽しいラインナップになっているんですよね。先週のこのコーナーでは、豊中市役所・魅力文化創造課で沖縄出身の喜屋武(きゃん)さんに来ていただき、沖縄と豊中のつながりについて教えてもらいました。

谷口さん:彼はすっごく台本の文章を読んでましたね。

おまり:途中、のどが乾いたと言ってました。

谷口さん:喜屋武さんは“インテンス”な男なんですよ。

おまり:すごい素敵な方でしたよ。

谷口さん:豊中まつりは50周年ということで、沖縄より沖縄を感じてもらおうと、交流が深められるようなプログラムとなっています。ステージが4つに分かれていて、「ハイサイステージ」「こども楽園」「Bon Danceステージ」そして「いちゃりばちょーでーステージ」の4つ。全てのステージにおいてライブ、ダンスなどさまざまなパフォーマンスが繰り広げられます。

今年は沖縄市からエイサー、獅子舞、ダンスチームもやってきます。もちろん豊中市からは、日本を代表するチアリーディングである、箕面自由学園高等学校チアリーダー部「GOLDEN BEARS」、梅花高等学校チアリーディングクラブ「レイダース」も参戦します。

おまり:ちなみに私、高校が梅花なんです。

谷口さん:そうなんですね。後輩がやってきますね。

おまり:はい、楽しみです。

谷口さん:豊中まつり、来てくださいね。

おまり:はい!今週末、イベントがたくさんかぶっているんですが、必ず行きます。

谷口さん:お願いします。で、フードもですね、オリオンビールや沖縄そば、チャンプルはもちろん、今年は沖縄の飲食組合さんからステーキや中身汁なども出品していただけます。

おまり:中身汁ってなんでしたっけ?

谷口さん:豚のホルモンを使った沖縄名物です。

おまり:食べに行きたい。めちゃくちゃ沖縄感がありますね。

谷口さん:はい、もう兄弟都市ムード満載で、豊中市と沖縄市のコラボレーションが感じられるラインナップです。

おまり:実はこの番組に「きいやま商店」のみなさんがゲストでいらっしゃって、今までで一番の盛り上がりを見せたんじゃなかってくらいに盛り上がりまして。

谷口さん:僕も聞いてました。

おまり:めちゃくちゃ楽しい3人で、そのときに「豊中まつりに出演するんだよ~」と教えてもらったんです。

谷口さん:そうなんです。きいやま商店は10年ぶり3回目のご出演です。特別な節目にふさわらしいタイミングで来てもらっていて。僕はきいやま商店さんと会うタイミングがあるんですけど、そのたび「俺たちを豊中まつりにいつ出すんだい?」って。

おまり:似てる!

谷口さん:「そろそろだな」って言われるんですけど、「とりあえずまた連絡しますね」って軽めに返していて。今回は「今年出ますか?」って伝えたら、「お~」って。

おまり:あははは(笑)。10年越し!?

谷口さん:そうです、10年越しで。実は、先日きいやま商店がこの番組に出演する前、(メンバーの)大ちゃんから連絡が来て「宣伝してくるからな、インテンスしてくるからよ」って。

おまり:そう(笑)。めちゃくちゃ「インテンス」を連呼してくれました。

谷口さん:あの3人の濃いインテンスエピソードは僕も聞いてましたけど、めちゃ笑いました。

おまり:そう、私、指笛吹かされそうになりましたから。もう本当におもしろい3人でした。最高でした。

谷口さん:それから大ちゃんが、僕が出演すると聞いて「おい純一、インテンスしてこいよ」って言われたんですけど、僕、インテンスしてますか?

おまり:してます!このコーナーでこんなに原稿通り話さない人、はじめてかもしれないです。

谷口さん:本当ですか。ごめんなさいね。

おまり:逆に最高です!

谷口さん:きいやま商店、前回は3人で来られたんですが、今年はフルバンドで来られるということで、笑いもあって、歌でも盛り上がっていただけるかなと思います。20日の日曜に出演なので、ぜひきいやま商店も感じていただければと思います。

おまり:私がきいやま商店さんの好きな曲を何曲か挙げたら、じゃあそれをそのまま歌いますって言ってましたけど、絶対ウソですよね?

谷口さん:僕からすると、あのラインナップはないな、と。

おまり:あはは、じゃあ絶対ダメじゃん。

谷口さん:でも本当に3人が決めるので、僕はわからないですよ。

おまり:どうなるか、めちゃくちゃ楽しみですね。

谷口さん:はい、楽しみですね。

おまり:きいやま商店さんきっかけで、この番組と豊中市が密に繋がっているような感じがして、私もとってもうれしいです。

谷口さん:ありがたいですね。

おまり:さらに今年は前夜祭で豊中市・沖縄市兄弟都市提携50周年を記念したイベントが行われるんですね。

谷口さん:そうなんです。50周年のオープニングイベントとして、阪急豊中駅の駅前にある人工広場で、沖縄市の紹介ブース、エイサーの本場・沖縄市から中の町青年会によるエイサー演舞、また沖縄の三代目ネーネーズの与那覇歩さんと、豊中の白井大輔さんによる、兄弟都市ライブを行い、さらに沖縄市関連の動画を豊中駅前の壁に投影します。

そのあと、豊中市ホテルアイボリーに場所を移しまして、交流会を行います。桜塚高等学校の軽音楽部の学生が兄弟都市提携50周年記念オリジナルソングを作ってくれたので、その披露もします。また兄弟都市40周年で封印した古酒・泡盛をですね、こちらの開封式や両市民トークセッションなどさまざまな内容になっています

おまり:40周年のときに泡盛を封印して、それを開封するんですか?

谷口さん:甕に封印したんですけど、40周年のときに封印した人を呼んで、みなさんといっしょに開けて飲むんです。

おまり:わ~素敵。感慨深いイベントですね。

谷口さん:半分くらい残しておいて、また10年後に開封するのもいいですね。

おまり:確かに。でもそんな長く封印して、また飲めるんですか?

谷口さん:飲めますよ。おいしいですよ。泡盛って、飲んだことありますか?

おまり:もちろん、あります。

谷口さん:どれが好きですか?

おまり:銘柄がわかるほどには詳しくなくて。

谷口さん:きいやま商店の歌で、泡盛の歌があって、銘柄が歌詞になっているので、ぜひぜひ聞いてみてください。

おまり:そういう、たまにびっくりする曲、ありますよね。ただ音楽が超絶かっこいいので、あれがギャップですね。

谷口さん:そう。でも歌詞だけみると、え?ってなりますよね。

おまり:意味不明なときありますね(笑)。「ドゥマンギテ」(きいやま商店の曲名)でしたっけ?あれ、なんていう意味でしたっけ?

谷口さん:なんでしたっけねぇ?

おまり:先週、豊中市役所の喜屋武さんに教えてもらったのは、「いちゃりばちょーでー」は「1回会えば、みんな兄弟」っていうのは覚えたんですけどね。「ドゥマンギテ」はなんだったかな?

谷口さん:「驚いて」じゃなかったですか?

おまり:そうだ、「驚いて」だ。

谷口さん:まぁ、きいやま商店を見て驚かない人はいないでしょうね。

おまり:本当に楽しみですね。最高のエンターテイナーですもんね。豊中にお迎えしたいですよね。楽しみにしております。そろそろお時間となりました。

谷口さん:そうなんですか?早いですね。

おまり:まだまだいたいですか?

谷口さん:先ほどゲストでいらっしゃってた高橋由美子さんに会いに行きたいですね。

おまり:もう帰られたんじゃないかな?(笑)。私たち、世代だからわ~ってなりますよね。私も初対面だったんですが、かわいくて感激しました。

谷口さん:チラッとしか見れなかったんですよね。

おまり:そうなんだ。ぜんぜん変わってなかったですよ。見たかったですね。でもきいやま商店が見れますしね。

谷口さん:そうですね。

おまり:最後にリスナーのみなさんへ一言お願いします。

谷口さん:豊中まつりは最初から最後まで楽しめる内容になっています。醍醐味は「いちゃりばちょーでーステージ」のフィナーレです。全員で「カチャーシー」を躍る、これは本当にすごいので、みなさんに感じてもらいたいなと思います。

おまり:「カチャーシー」は沖縄の躍り?

谷口さん:はい、みんなで幸せをかき混ぜるという意味があります。

おまり:うわ~素敵ですね。

谷口さん:豊中まつりは入場無料です。ご家族、お友達、恋人、大人から子どもまで、安全に安心して楽しめる“インテンス”なお祭りです。

おまり:ありがとうございます!

谷口さん:インテンスな豊中まつりにぜひお越しください。これはちゃんと原稿通りですよね。

おまり:ちゃんと決め文句を言っていただき、ありがとうございました。「豊中まつり2024」は今週末10/19(土)・20(日) 豊島公園にて12時から21時半まで開催されます。

豊島公園は阪急宝塚線「曽根」駅より 徒歩5分です。詳しくは 「豊中まつり2024」と検索してみてください。

今日は「豊中まつり」について沖縄音舞台の谷口純一さんにお話を伺いました。谷口さん、ありがとうございました。

谷口さん:ありがとうございました。

▼豊中まつり

This article is a sponsored article by
''.