毎週・水曜、おひる2時半頃からは『阪神高速maruごとハイウェイ!』
このコーナーは、ドライブにオススメのスポットやイベント、グルメはもちろん、
そんなスポットにアクセスできる「阪神高速」の最新トピックスもご紹介しながら
週末ドライブにぴったりの話題をまるっ!と、ご紹介!!
7月14日は阪神高速道路の尾幡 佳徳(おばた よしのり)さんをスタジオにお迎え!

今回お迎えしている尾幡さんは、海外駐在も長く、
エチオピア、フィリピンにはJICA専門家として長期派遣されていました。
さらに、エチオピアの本も出版されているというすごい経歴の尾幡さんですが、
今回は高速道路の「ジャンクションの魅力」をご紹介いただきました。
そもそもジャンクションとは、高速道路の異なる路線をつなぐ箇所のことを
「ジャンクション」と呼んでいます。高速道路には基本的に信号交差点を作らないので、
道路と道路が交わらないように立体交差して接続させており、
その分、複雑な形となっている部分です。
ちなみに一般道路と高速道路をつなぐ出入口についてはインターチェンジと呼ばれています。
そんな「ジャンクションの魅力??」ですが、
「工業地帯のコンビナート」などの景観を愛好する
「工場萌え」や「団地もえ」などと同じ部類だと思いますが、
「高速道路のジャンクション」の造形美や複雑怪奇な構造などを鑑賞物として見て楽しむもので、
ここ10年程で徐々に、認知されてきています。
また、ビルなどの建築物と違って公共構造物なので、デザイン重視ではないことから、
無骨、野暮ったい感じがあるかと思います。
現場状況に合わせて一番効率的に、費用面でも安く、機能的に作った結果、
余分なところをそぎ落とした構造物、きれいな幾何学模様や複雑な形に
自然となっている、なってしまったというところに、魅力があるそうです。
では、具体的な楽しみ方ですが、
尾幡さんのオススメは、「下から派」「上から派」「立体派」の3つの楽しみ方があります。
まず「下から派」ですが、一般的な楽しみ方で、
ジャンクションを下から見て、きれいな写真などを撮って楽しむことです。
桁が何本も重なり合い、生き物のように縦横無尽、四方八方に伸びる光景や重厚さ、
都市の照明などにより美しい夜景などを写真に美しく切り取って見る楽しみ方で、
写真集なんかも出ています。

写真はりんくうジャンクションです。
次に「上から派」ですがジャンクションを上から見てその幾何学模様などを楽しむことです。
マークとしても面白いそうで、昔は地図を見て楽しんでいましたが、
今は衛星写真などで手軽に楽しむことができるようになっています。
そして「立体派」ですが、ジャンクションの立体構造を楽しむものです。
現地で走っているときにイメージしたり、また今であれば、
グーグルマップの機能で3D化できるので、いろんな角度からジャンクションの立体を
楽しむことが可能です。もうすこしマニアになれば、立体模型を作って
楽しむという方もいらっしゃるそうです。


では、阪神高速さん!オススメジャンクションを2つご紹介!
まず1つめは「東大阪ジャンクション」です。
隣接する東大阪市役所の無料展望台から夜景を楽しむことができます。

写真は東大阪ジャンクションです。
2つ目は、「阿波座ジャンクション」です。こちらは西の横綱的な存在です。
大阪メトロ阿波座駅からすぐで見上げればそこに迫力のあるジャンクションがあり、
夜景写真もおすすめです。

写真は阿波座ジャンクションです。
なお、阪神高速以外にも高速道路のジャンクションは、
全国で約230箇所ありますのでお気に入りのジャンクションを探してみてください。
阪神高速について詳しくはHPをご覧ください。
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