「SDGs」とは、世界が抱える様々なな課題を
2030年までに解決するため国連で話し合われた
17の国際目標のこと。
このコーナーでは、「SDGsの17の目標」を紹介しながら、関連する「最新ニュース」や「話題」を、皆さんと一緒に、考えています。
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「フェアトレード」
きのうのFM大阪は、バレンタイン・スペシャル・デーでした。
スイーツの世界でも社会や環境に配慮した
「エシカルな動き」、「SDGsな動き」が広がり始めています。
SDGsの目標の中で、「チョコレート」に関係する大きなキーワードは、
「フェアトレード」ではないでしょうか?
直訳すると「公正・公平な貿易」という意味です。
日々、私たちはたくさんのものを消費しています。
しかし、それを手にするまでに
「どれほど多くの人が関わっているのか?」を意識することはあまりありません。
開発途上国と先進国間の貿易においては、先進国に有利な構造があります。
わたしたちが、安くて、便利な製品、商品を手にできるのは、開発途上国の人たちの、不安定で低い賃金と劣悪な労働環境に支えられていることが多く、
また、その労働力には数多くの児童が含まれています。
「フェアトレード」は、こうした不平等をなくし、
労働や生産される製品に見合った正当な価格で、継続的に取引をする仕組みのこと。
一方的な支援ではなく、対等なパートナーシップといえます。
チョコレートの原料である「カカオ豆」の生産も、
ほとんどが開発途上国で行われていて、1400万人もの人が、その生産によって生計を立てているとされています。
「カカオ豆」の生産は家族単位の小規模なものが多いのですが、
収穫から発酵→乾燥→選別→袋詰と、出荷までに多くの行程と労働力が必要です。
それを、多くの子どもたちが担っています。
こども達は、教育を受けられず、
生産のための知識や技術も身につけることができず、十分な収入を得られない…という悪循環が続き
貧困から抜け出すことが難しくなっています。
「フェアトレード」によって
「最低価格が保証」され「収入が安定」すれば、
児童を労働させることなく、貧困の連鎖を断ち切る第一歩となるでしょう。
フェアトレードはSDGsの達成に向けた
効果的な手段のひとつといえます。
目標1(貧困をなくす)
目標2(飢餓をゼロに)
目標5(ジェンダー平等を実現)
目標8(働きがいも経済成長も)
目標10(人と国の不平等をなくす)
目標13(気候変動に具体的な対策を)
目標17(パートナーシップで目標を達成)
などに該当します。
また「フェアトレード」は、国や企業の枠を超えて、一人ひとりが製品を購入することで、貧困をなくしたい!という意思を示すことのできる手段でもあります。
これは、目標12(つくる責任つかう責任)の達成に貢献します。