各大学の未来に繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」

今回は 京都大学工学研究科 修士課程 2年の
古閑あすかさんにダムや堤防のみに頼らない洪水対策についてお話しを伺いました!

古閑さんの所属する研究室では『街づくりの過程において洪水の危険性が高い場所に住む人口を減らす』という点に着目し、将来の住居や人口の分布を予測するためのシミュレーションツールを開発しているそうです。

「限られた予算でダムや堤防の整備を行うには限界があります。そこで、そもそも危ないところに人が出来るだけ住まない街をつくることが重要になっています。
人々が洪水のことだけを考えて行動するわけではないことを前提としたうえで、危険性の高い場所に人が住まないようにするには、街づくり全体での工夫が大事です。
例えば、川から離れた地域を開発して魅力的にすることで、洪水の危険性の低い地域に自然と住みたくなるような街づくりを行う事などが考えられます!」

画像1: 6/19(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

安全な場所に人が住みたくなるような街づくりをすることが重要ということですが
現在開発しているシミュレーションツールがそこにどう活用できるかというと・・・

「ツールを使うとその計画によって危険な場所にに住む人口がどのように変化するかをコンピューター上で実験することができます!
現実世界でとりあえず駅を作ってみよう!だとかとりあえず商業地を作ってみよう!などはできないですよね?
そのため私の研究では、ある事業を実施した際に、その効果として洪水の危険性のある地域の人口がどのくらい変化するのかといったことをコンピューター上で実験できるツールを開発しています!
このツールを用いることで、洪水リスクの観点から見たまちづくりの事前評価が実施できるようになると考えています。」

事前に洪水の危険性を知ることで
より安全な暮らしを多くの人が送ることが出来るようになるとのこと!
来週も引き続き古閑さんから研究についてのお話をお伺いします!

番組の情報や収録の模様は、FM大阪のツイッターでアップされています。
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今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます。
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「マクセル meets カレッジナレッジ」
次回もお楽しみに!

画像2: 6/19(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

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