各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
今月は兵庫県神戸市にあります流通科学大学におじゃましています!
お話を伺うのは人間社会学部 3年生の 上野 潤之介 さん!
上野さんは現在、「運動トレーニングが手指の動きや認知機能へ与える効果に関する研究」
に取り組まれているということですが、どういった研究なのかお聞きしました!
「手指は「第二の脳」とも言われ、脳の中の多くの領域が手指の動きに関係しています!
運動が認知機能を高める可能性も報告されていますが、運動の内容によって手指の動きや
認知機能にどのような効果の違いが出るのかは、明確なものがありません。
そこで、40代から80代の方にモニター調査をお願いして、
指先の動きや認知機能をより効果的に向上させる“脳活”運動プログラムの開発を
目指しています。」
少し意外ですが
大脳の領域の3割が指と手をコントロールするために使われているという研究結果もあるほど
手指の動きは脳にとってとても重要な働きをしているとのことでした。

この研究プログラム自体は、2022年の2月から5月の間に行われたそうで
モニターに参加してくださった方には、歩数計と調査用紙をお渡しし
自宅でのトレーニングに加えて、2回の測定会にも参加いただき研究を行ったとのことです。
「まず1回目の測定会で、
体組成、筋力や握力、認知機能テスト、指タッピングテストなどを測定させていただきます。
その結果から、“指運動”“歩数増加”“対照、つまり変わらず普段通り”に取り組む
3つのグループに分け、そのグループに合わせたトレーニングを通して、
再度測定すると結果がどのように変化するのかを調査するというものになります。」
ちなみに指タッピングテストはマクセルが開発された装置を使って行っているそうで
人差し指と親指を触れて離して、という運動を、両手同時や左右交互に行い、そのスピードやリズムなどを測定されるそうです。
脳の健康状態を知る方法として期待されていて、実際にヘルスケア分野、リハビリ分野、生活支援分野などの研究用途に使用されているとのことです!

番組の情報や収録の模様は、カレナレ公式ツイッターでアップされています。
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「マクセル meets カレッジナレッジ」
次回もお楽しみに!