曽田あくらがお届けする『All that Jazz♪』
先週に引き続きゲストは、渋谷BODY&SOULのオーナー、関京子さん。
番組で何度も「京子ママ」という言葉で紹介されている方の登場です!
お店が六本木にあった時代から、ジャズ・ミュージシャンの間で、
「東京に行ったら、BODY & SOULへ行け」と言われていたそうで、
その先駆けになったのがアート・ブレイキーだそうです。
そして、夜な夜な集まるミュージシャンが朝まで演奏を楽しんだりしていたと…。
そのあたりのエピソードは、関京子さんの著書『身も心もジャズ』で
たっぷり読むことが出来ます。
そして、今夜は、女性シンガーが歌うスタンダードナンバーを聴きながら、
いろいろお話をうかがいました。
1曲目は、サラ・ヴォーンの『Body & Soul』。
お店の名前の由来となったスタンダードですが、
彼女も突然来店したことがあり、その時は若き日のチャリートさんが
ステージで歌っていたのをマイクを奪うようにして、
サラ・ヴォーンが歌ってしまったそうです。
2曲目は、カーメン・マクレエの『The Man I Love』。
ガーシュイン作曲の名曲で、関京子さんが大好きな1曲になります。
3曲目は、ニーナ・シモンの『ジャスト・セイ・アイ・ラヴ・ヒム』。
1961年のアルバム『禁断の果実』からの曲になり、
この時代にしてはモダンに響いたアレンジが好きだったと言います。
BODY & SOULが現在の渋谷に移転したのは2021年のこと。
場所柄若い観客が増えたそうで、よりそれを促進したいとの思いから、
学割制度を導入することにしたと言います。
BODY & SOUL LIVE INFORMATION
1月19日(木) ノルウェー出身のギタリスト、ラーゲ・ルンドと
カナダ出身のピアニスト、ブリン・ロバーツによるデュオ。
2017年以来、久しぶりに来日します。
パット・メセニーに通じるルンドの抒情的なギター、
ニューヨークで高く評価されているロバーツのピアノ。
ぜひ足をお運びください。
詳細は、BODY & SOULのHPをご覧ください。
https://www.bodyandsoul.co.jp/schedule
来週は、ピアニストの椎名豊さんをゲストにお迎えします。