「SDGs」とは、世界が抱える様々な課題を、
2030年までに解決するための17の国際目標のこと。
『SARAYA FLAP』では、「SDGsの17の目標」を紹介しながら、
関連する「最新ニュース」や「話題」を、皆さんと一緒に、考えています
毎週火曜日のプレゼント
サラヤさんからのプレゼントは・・・SDGsに貢献している商品
- 環境に配慮した「ヤシノミ洗剤」
- 健康に配慮した「ラカントS 顆粒」
- 衛生に配慮した「アルソフト 携帯用 手指消毒ローション」
梅雨とSDGs
きのう、午前11時、気象庁は「九州北部と四国、中国地方、近畿、東海が
梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
今週の話題は…梅雨とSDGs。考えたいのは「傘」のこと。
日本は、「傘大国」と言われているそうですが…
どのくらいの傘が売れていると思いますか?
こたえ:
年間約1億2000万~1億3000万本の傘が購入されています。
(赤ちゃんも含めて)国民1人あたり一本以上購入している計算です。
そのうち8000万本以上が「ビニール傘」です。
どこでも安価に手に入るので、傘を忘れても
「雨が降ったら、ビニール傘を買えばいいか…」と考えていませんか?
「使い捨て」感覚で購入している「ビニール傘」が、
環境に与える影響は、想像以上に深刻で、強力な接着剤が使われているビニール傘は
●分解に手間がかかる上、
●材質もさまざまなのでリサイクルが極めて困難。
●残念なことに、捨てられた傘の多くが「処理しきれない廃棄物」となって
毎年およそ4800万本(半分以上)が埋め立てられているそうです。
SDGs12番目の目標は「つくる責任、つかう責任」
“生産者も消費者も、地球の環境と人々の健康を守れるよう、責任ある行動をとろう”
ということ。
大量廃棄を前提とした「日本の傘の消費構造」は、考える余地がありそうですね。
ビニール傘が溢れてしまう理由の1つに「愛着がもてない」ということが、
挙げられていますので、雨の日に使うのが楽しみになるような
「お気に入りの傘」を持つと、傘を長く大切に使えるのかもしれません。
傘のシェアリングサービスもあります。
2018年から始まった「アイカサ」は、アプリ登録者数 30万⼈以上
24時間の利用で70円(16歳〜22歳は無料。月額280円のプランもあります)
傘を借りたり返却したりすることができる「アイカサスポット」は、
利用者数が多い駅前や、オフィスや学校に現時点で1000箇所以上あります。
アプリをダウンロードして、スポットについたらスマートフォンをかざすだけで、
傘を借りられます。同時に、アイカサで使用される傘は「リペアラブルな仕様」に
なっているため、壊れてしまっても繰り返し修理して再利用されています。