各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」
FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。
今回は、大阪府枚方市にあります“摂南大学 枚方キャンパス”におじゃましています。
お話を伺うのは先週に引き続き
摂南大学
農学部食品栄養学科4年
山中優志 さんです!

画像: 11/26(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

山中さんからは先週、昆虫食の安全性を確保するための検査方法エビデンスが大切だと、いうお話を伺いましたが、昆虫食、といっても色々な種類がありますよね?

僕の所属している平原嘉親先生のゼミでは、
蛾の幼虫 ミルワームやこおろぎ、かいこ、バッタといった昆虫食をテーマに研究をしています。
これらの昆虫を粉末状にして分析器での測定の妨害になる昆虫の生体成分を取り除くために生成をしてからおよそ300種類の農薬を【エルシーマス】という分析機器で一斉に分析して農薬がどの程度入っているかを調べています。

実際に食べたりもされているんですか?

いえ、実はまだ食べる勇気が出なくて、食べられていません…。
そもそも、虫が苦手で、最初は触るのにも大騒ぎしていたのですが、今はかなり慣れてきました。
研究が進み、安全性が分かってくると食べる距離は近づいてくるかもです。
メンバーの中には、昆虫食を食べる人もいますので、
僕も卒業までにはなんとか挑戦したいと思っています。

それほど虫が苦手なのに、なぜこのゼミに参加されたんですか?

元々は栄養の教諭を目指して入った学科でした。しかし二回生の時に平原先生の担当科目の食品衛生学を学んでいく中で、食品が厳重な評価・分析を経て我々の元に届いているということを知り、食品衛生の分野に興味を持ったことがきっかけです。
虫は苦手ですが、それ以上にこの研究内容に興味を持ち、参加を決めました。

苦手なものを、研究者として割り切るというところはプロフェッショナルですね!では、最後に山中さんの今後の目標を教えてください。

僕は、卒業後、厚生労働省管轄の検疫所で内定をいただいており、
国の食品衛生監視員として働く予定です。
輸入されてくる食品の安全を守り、
みんなが安心して食を楽しむことができるように頑張りたいと思っています。

私たちの大切な食の安全をこれからも守ってください!
山中さん、2週間にわたってありがとうございました!

番組の情報や収録の模様は、
カレナレ公式Xでアップされています!

今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます!

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