こどもてらす〜To Zero for Children〜の中で
毎回、ある言葉にスポットを照らす「てらすトーク」

12月9日、第141回のてらす言葉は・・・「母乳バンク」
この数年、オーストラリア、ニュージーランド、ポーランド、トルコ、中国、
インドなど多くの国で母乳バンクができてきました。
その理由は、母乳が赤ちゃんの病気を防ぐだけでなく、
赤ちゃんの将来にわたってよい効果をもたらすことがわかってきたためです。
生まれたときの体重が1,000グラムに満たない未熟な赤ちゃんが助かる時代になりましたが、
そんな赤ちゃんたちの生死にかかわる壊死性腸炎(腸の一部が壊死してしまう病気)は、
粉ミルクで育てたときよりも母乳で育てたときのほうがかかりにくいことがわかっています。
ほとんどのお母さんは母乳だけで赤ちゃんを育てられるといわれていますが、
なんらかの理由で母乳が出ない、または、出ても赤ちゃんにあげられないお母さんもいらっしゃいます。
そのような場合でも、生まれてきた赤ちゃんには最善の栄養を与えられるようにしたい――
それは医療者・ご家族みんなの共通の願いです。そのためには、
母乳がたくさん出るお母さんから母乳を提供してもらい、その母乳を低温殺菌処理したうえで、
必要な赤ちゃんに提供する施設が必要です。
これが母乳バンクです。母乳バンクの歴史は100年以上あり
(世界で最初の母乳バンクは1909年、ウィーンで誕生しました)、いまも世界中で増え続けているのです。
2020年9月、国内2拠点目となる母乳バンク「日本橋 母乳バンク」(運営:日本母乳バンク協会)を、
ピジョン本社1階に開設しました。
そんな話題についてトークしています。
こちらでもお聴きいただけます!ぜひお聴きください!
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