各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」

FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。
今回は、東京都千代田区にあります“明治大学 駿河台キャンパス”
におじゃましています。

お話を伺うのは先週に引き続き
明治大学
情報コミュニケーション学部3年
山下桜綾 さんです!

画像: 12/17(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

山下さんは、先週までご出演いただいた大森さんと同じく、明治大学がある“神保町”より、
コーヒーを軸にした「神保町の街づくり」と「SDGs」への取り組み を行なうゼミに
参加されているそうですが、 どのような役割を担当されているんですか?

私は、実際に【スペシャルティコーヒーの商品開発・販売】を行なっています。

私たちのコーヒーは、良いコーヒーには良い値段がつくようにしたいと考えて販売をしています。コーヒーを買うことで途上国の人たちの生活を改善できるということを知って欲しいです。
また、とてもおいしいので、支援をするだけでなく、よりお互いに平等な関係にあると考えています。開発したコーヒーはイベントやオンラインで販売し、
私たちの活動やメッセージを広めていくことも行っています。

いわゆる“フェアトレード”ということですか?

実はスペシャルティコーヒーはフェアトレード、とは少し違うんです。
コーヒー豆の国際買取価格は激しく変動するため、
途上国の生産者は不安定な生活を強いられています。
フェアトレードとは、その状況を改善するために行われる貿易取引です。
途上国で生産されたコーヒー豆を「フェアトレード最低価格」以上で取引することにより、
生産者の生活が安定して送れるよう支えます。

これは、支援的な意味合いが多く、商品の良し悪しではなく、一定の金額以上を支払うことで、
途上国の生産者の支援を行うものになります。

勝手なイメージですが、ちょっとした寄付のような意味合いがあるような気もします。

そうですね。
通常、コーヒー豆は生産の段階で未熟な状態で収穫されてしまったり、販売までにさまざまな産地の豆が混ざった状態になってしまったりします。
ですが、私たちが商品として販売しているコーヒーは、“スペシャルティコーヒー”とよばれるもので、生産から消費の過程において厳正な管理が行き届いた、高品質なコーヒーを指しています。価格も質のよいコーヒー豆には相応の価格がつけられ、適正に取引されます。

なるほど、まさに平等な関係ですね。

寄付するというよりも、普段の取引がより品質に応じてお金が支払われるようなものにしていきたいと思っています。寄付という意味でのフェアトレードではなく、全ての取引がフェア、それが普通になればいいなと思っているからです。
生産者は高品質なコーヒー豆をつくると高い収入を得ることができ、消費者は価格に見合った美味しいコーヒーを飲むことができるというお互いにとってよい関係を築くことを狙っています。

生産者も消費者もハッピーになれるコーヒーですね!
来週も山下さんから詳しくお話を伺います!

番組の情報や収録の模様は、
カレナレ公式Xでアップされています!

今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます!

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