各大学の未来に
繋がる取り組みを紹介する番組
「マクセル meets カレッジナレッジ」

FM大阪と、TOKYO FMの2局ネットでお送りしています。
今回は東京都世田谷区にあります “駒澤大学” に
おじゃましました。

お話を伺うのは
駒澤大学 
グローバル・メディア・スタディーズ学部 
3年 河西駿平さん です。

画像: 1/14(日)「マクセル meets カレッジナレッジ」

親になるための覚悟と知識、技術を学ぶことで子育てへの不安を払拭する
“親準備性向上プロジェクト”ですが、具体的にどのような形で発信をされているんですか?

はい、SNSなどを活用した親準備性の啓発活動を行なっているほか、
親準備性を育むことのできるボードゲーム“レイジングファミリーゲーム”を作成しました。

ボードゲーム?どんなゲームなんですか?

このボードゲームは、「大学卒業」からスタートする、すごろく形式のゲームです。

このゲームを作成するにあたって、
母性看護学を専門にご研究されている大阪医科薬科大学 看護学部の佐々木綾子教授に
お話を伺い、“親準備性を培うためには、体験と共感性が必要”とアドバイスをいただきました。

そこで実際に、親準備性に関する知識を習得できるマスや、赤ちゃんの泣き声クイズ、
赤ちゃんの生体モデルを使った抱っこ体験ができるマスを設けました。

泣き声クイズに生体モデルをつかった体験ですか!
ただマスに止まって情報を知るだけでなく、そこから実際に“体感”することができるんですね。

また、もちろん子育てにはたいへんな側面もあるので、それを体験できるマスも設けました。
こどもの学校入学のタイミングでは入学費を払ってもらったり、
こどもが体調を崩してしまうシチュエーションも加えました。
たいへんな側面を知っておくのも、親準備性を培う方法なんです。

楽しく親になるため、子育てをするための知識を学ぶことができるんですね。

昨年9月には、ゼミの3年生40名にこのゲームを体験してもらい、
その前後で親準備性を測るアンケートを実施しました。
すると、40名のうち、36名の数値が向上したほか、
参加者から「子育てへの関心が増し、良い機会になった!! 」、
「実際に経験することが全てだなと感じた」、などの声がありました。

すごい結果ですね。こういった機会が広がれば、少子化問題への一手になるかもしれませんね!

はい。たとえ、学んだ上で子どもを産まない、という選択をしたとしても、
子育てへの理解度を高めることによって、よりよい子育て環境を形成することにつながると
考えています。
今後、まずは他の世田谷六大学に広げ、
日本中の教育機関でこういった取り組みを広げていきたいです。
その上で、現在子育てを終えられた方や、子育てされていない方々へも参加していただき、
社会全体で子育てしやすい環境をつくることに貢献していきたいです。

河西さん、2週間にわたってありがとうございました!

番組の情報や収録の模様は、
カレナレ公式Xでアップされています!

今週の放送はradikoタイムフリーでも聴くことができます!

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